Erlang's profile世事不可强求PhotosBlogLists Tools Help

Blog


    9/23/2008

    シートベルトの金具の左右

    中国の国内線の飛行機に乗ったときに初めて気づいたのだと思ったが、中国の飛行機では、飛行機のシートベルトの金具が逆になっているものが混じっていることが多い。

    私の理解では、普通、旅客機の客席のシートベルトは、どの位置にあるシートでも、金具の左右は同じだ。自分が座ったときに、左側から来るベルトに、バネつきレバーのついた大きな方の金具 (ここではメスと呼ぶことにする) がついていて、右側から来るベルトの先には、相手の金具に差し込む、穴の開いた板 (オスと呼ぶことにする) がついているだけだ。中国で飛行機に乗るまで、これが左右逆になっていることがあるとは意識したことがなかった。逆に、意識したことがなかったので、逆のものがあっても気がついていなかっただけという可能性もあるのだが、少なくとも逆だなあと思ったことはなかった。

    ところが、中国の飛行機ではこれにちょくちょくでくわす。添付写真がその証拠写真だ。椅子の背に向かって撮影しているので、上の説明と右・左の位置は逆になる。逆だったのはこの並びの3席の中では真ん中のこれだけで、左右は正常だった。そちらも一緒に撮っておけばよかったが、このときは両側とも既に他の乗客が座っていたのでちょっと撮れなかった。

    この例のように、左右が逆になっているといっても、飛行機中のシートベルトが全部左右逆になっているというわけではなく、一部の席だけが逆になっている。しかし、何か規則的になっているのかというと、そうでもない。適当につけているだけなのか?

    もし、少しなりにでも正当な理由があるとしたら、イタズラ防止と、ベルトの取り違え防止だ。シートベルトの左右が全部同じ組み合わせで並んでいるとする。左右隣りあった席のシートベルトは、その席の境目の同じ場所から、それぞれ右側の席に行くメスの金具のものと左側の席に行くオスの金具のものが取り付けられている。3人席の真ん中の人が先に座って、わざと、自分の左側にあるメス金具を取らずに、同じ場所から出ていて左隣の人が使うべきオス金具のベルトを取り、逆に右側では右側の席の人が使うべきメス金具のベルトをひっぱってくると、ちゃんと金具がかみ合って、いかにも普通にシートベルトをしているように見える。すると、後から来た両端側の席の人は、自分に残されたベルトを締めようとすると、人がいない側の端のベルトは正しい種類のものが1本ついているだけだから、同じ形状の金具同士を突き合わせることになって、途方に暮れる、という寸法である。そんなイタズラができないように、最初からシートベルの金具配置を交互にしておけば、席の境目の2本のベルトの金具は同じものがつくことになり、どっちをとっても、ちょっと根元がよじれるだけで、困らない、というわけである。イタズラのことを考えずとも、2本あるうち、どっちを取ればいいか悩まずに済むので、一見、賢いやり方のようにも見える。

    しかし、シートベルトの金具の向きは安全のために全部同じに揃えてあるという話もどこかで聞いたことがある。装着するときは別に多少時間がかかってもそれほど問題ないが、緊急時にはずすのに手間取ってはいけない。席によって向きが違うために、向きがどっちかわからないで余分な時間をついやすよりも、全部が同じ向きになっている方がわかりやすい。そういう観点から統一されているはずだ。スクーバダイビングのウェイトベルトもそのように指導されている。ダイビングでは、緊急浮上の際にウェイトベルトをその場ではずさなければならない場合がある。自分が自分ではずすなら、自分のいいようにすればいいだけだが、他人が手伝う場合もあるので、右利き、左利きで、はずしやすさは違うだろうが、それにかかわらず、必ずベルトの先は自分の右から左に金具を通す方向に装着するようにと指導される。それは、Cカードをもらうための講習でそう習うはずだ。少なくとも私の持っているPADIの教科書にはその記述がある。つまり、ベルトの向きを揃えるというのは、このような安全のことを考える場では一般的な考え方だろうということだ。

    それを、上記のような左右取り違えないようにという目的で、故意に混在するように設置するというのは、やはり考えにくい。それに、実際ながめてみると、きれいに規則的に逆になっいるわけではなさそうだ。それでも確かに逆になっているものが存在するというのは、やはり何も考えていないだけということか。日本人なら、安全のことを考えなくても、見た目から考えてもみんな同じに並べると思う。

    中国の飛行機でよく遭遇し、他の国の飛行機 (といっても、他には日本とアメリカ系以外にあまり乗っていないが) では見かけないというのも、どういうことだろうか。中国の航空会社だって、使っている飛行機はボーイングやエアバス製じゃないの、という話もあるが、機内の内装はどこでやっているのだろう。それぞれの航空会社独自の座席配置を行なっているはずだから、それは、やはりぞぞれの国で行なっているのか、それてもボーイングやエアバスの関連会社なりがきちんと請け負ってやるものなのか。

    こういうことを気にしだしてから、中国以外では唯一、今年の5月にパラオに行ったときのコンチネンタル・ミクロネシア機で1度、そういうシートベルトになっていた。 これから飛行機に乗るときは、ぜひ気をつけてみていただきたい。

    ちなみに、この話題は、以前から頭の中にあったのが、「大連雑学辞典」で先に記事になったのでコメントして一度話題にしたことがある。今回、自分でも写真を撮ってきたので、もう一度自分の記事として書いてみたものである。

    5/21/2008

    グアム空港

    グアム空港には、行きと帰りをまとめて1回と数えれば、これまで合計4回訪れたことになる。

    1996年に初めてグアムに旅行に行って、その後パラオに1997年、2001年そして今回と3回行った行き帰りの乗り継ぎで立ち寄っている。

    あまり記憶が正確でないが、初回の1996年と、前回の2001年の間のどこかで、空港のビルの大規模な増築がされていたはずである。前回か、前々回かに訪れたときに、大きく拡張されていて驚いた覚えがある。

    ところが、今回行ってみてそのまだできてせいぜい10年かそこらの建物の欠陥が露呈したというか、えらくみっともない状態になっていたのに驚いた。 というのも、空港内のいたるところが「ついたて」を立てて仕切られているのである。恐らく、2001年の911以降のテロ対策のためと思われる。

    いまどきの空港は、たいてい出発客と到着客が入り混じらないように、通路や階を分けて誘導するようになっているものだが、グアム空港は最近増築した といっても、田舎のそんなに大きくない空港だからか、平屋の通路の両側にゲートが並んでいるだけで、そういう配慮は一切なかった。911以前ではそれでも 構わなかったのだろうが、やはり田舎なグアムといえどもUSテリトリーの一部でもあるし、セキュリティの配慮をしなくてはいけないということになったのだ ろう。真ん中に往復の動く歩道が走っているまあさほど広くもない通路は、その動く歩道の真ん中にずらりとついたてが並び、待合用の椅子が並んでいる場所 も、ゲートごとにそれぞれついたてで区分けされている。

    飛行機が到着すると、到着ゲートから通路までを仕切って、出発客と入り混じらないようにして、入国審査場の入り口まで誘導される。その間、出発客はそこを横切って向こうのゲートの方へ行くこともできない。

    また、グアムで入国せず乗り換えて他の国に向かう乗客は、以前はそれこそ降りたらそのまま出発の待合席にいればよかったのだが、現在は全員必ず一度入国審査を受けなければならなくなっていた。入国審査は、アメリカの制度からすると全員指紋採取・顔写真撮影が必要だが、グアムでは特別に別のグアム専用の書類を書くことでそれは免除されるので少しは楽だ。

    さて、このついたてだが、セキュリティの要求が減ることはないだろうから、建物の構造を抜本的に変えない限り、当分このみっともないついたてが置き続けられるのだろう。

    12/4/2007

    好夢維

    以前から表示されていたのかもしれないが、最近小田急ロマンスカーの、ホームの案内表示で「ホームウェイ」号が“好夢維”と書かれているのに気付いた。前から「ロマンスカー」が“浪漫“特快、と表記されているのは、小田急のホームページの中国語版にも書かれており、知っていたが、ホームウェイまで当て字が用意されているとは。ちなみに、日本語では他の特急の名前は「はこね」、「えのしま」などと平仮名が使われているが、中国語では「箱根」「江之島」といった表記になっている。

    しかし、この当て字は誰が考えたのだろうか。以前、テレビのクイズ番組か何かで、中国語で新しい外国語の固有名詞などの漢字訳をつけるのは、必ず新華社が決めるのだと聞いたことがある。本当のところどうなのかはわからないが、日本国内のものまで中国で命名してくれようわけもない。小田急では新宿駅に外国人向け専用の案内窓口があるくらいだから、小田急電鉄社内の人間が考えているのだろうか。

    ちなみに、今年はロマンスカー50周年とのこと。ボディーには記念の特別ペイントが描かれている。

    7/9/2007

    税関申告書

    出張からの帰りに成田に到着して、入国審査を済ませ、預けた荷物が出てくるのを待っていると、放送で何か言っている。税関に申告するものがなくても、税関申告書を書けば、申告書のある人専用のゲートを通って処理が早く済ませられるということらしい。見ると、確かに緑色の、申告するものなしのゲートのうちいくつかに、申告書のある人専用の表示があり、また荷物の回転台の横っちょに、税関申告書の用紙が積んである。

    昔は、海外に行く際には相手の外国のだけでなく、日本の入出国の際の書類として、入出国カードと税関申告書を書いたものだが、もう何年も前に、日本人は入出国カードは不要になり、税関申告書も特に申告するものがない人は提出の必要がなくなったはずであった。手続きを簡単にするためになくなったのだと思っていたが、今回は書類を提出すると手続きが早くなるとおっしゃる。おかしなものだ。

    とはいえ、まあ荷物が出てくるのを待っている間は他にすることもないので、その時間を利用して申告書を記入した。何人もが用紙のところに来て記入をはじめたので、近くにいたあまり海外旅行慣れしていない(?)オバサン旅行者もやってきて、これ記入しないといけないの? 申告するものないからいらないんだよね? などと混乱している。

    で、荷物が出てきたので、書類を手にしてゲートに行くと、確かに書類を渡しただけで、細かい質問は一切なしで素通しであった。まあそうでなくても、たいてい簡単な質問だけで数十秒もかからないので大差ないような気もする。今回はゲートに行列ができるほど混雑していなかったので余計に差がつかなかったかもしれない。混雑している場合は、書類ありの列だけすいすいと進んだのかもしれない。しかし、本当にそんなのでいいのだろうか。書類を書きさえすれば素通しで。やはり見た目怪しそうな人物は止めて詳しく聞かれるのだとしたら、列の進みはそんなに違いない気もするし。

    後でニュースを調べると、4月から新しい税関申告書が導入され、5月15日から免税の有無にかかわらず提出が義務付けられるともあり、また別のニュースでは、新申告書の普及のため6月12日から成田空港で専用ラインを設けて時間短縮の実験が行われるともある。本当は義務付けたんだけど、今まで免税の人はなしで済んでいたのでみんな提出してくれなくて、だからといってその場で全員書かせていたら現場は大混乱になってしまうので、とりあえず大目に見ているけど、「普及」させるために、専用ゲートで早く通過できますよという「飴」を用意してみたということか? 7月1日から義務化という記事もある。

    やはり、なんだかお役所のすることはよくわからない。

    6/18/2007

    上空待機

    順番から言って、出張出発前のワイコン購入の話の後は、まだ中国に入らず、移動中の話。

    深圳や東莞のあたりは、香港に近いので、日本から行く場合は中国国内行きの飛行機を利用せずに、香港へ飛んで、地上から中国に入境するのが一般的だ。まあ広州から行ってもいいのだが、やはり利用量の多い香港の方が、便数や値段の点でも有利だ。そのかわり、入境手続きや面倒も多い。

    その話はさておき、成田=香港便に乗っていた私だか、香港が近づくと機長からのアナウンスで、香港の空港が混雑しているため着陸の順番待ちで待機になるという。時間つぶしに上空で旋回するわけだが、昨今の飛行機の座席についているナビゲーション表示 (以前、それに表示される地名の話をした) に、その航跡がきれいに表示される。

    写真は2回目のループをまわっているところだが、1回目のループは実に見事に円を描いているのがわかる。直径およそ 60 km といったところか。

    ついでに、成田を出て少しして、上空から富士山かきれいに見えたので、その写真も載せておこう。

    3/23/2007

    Suica/PASMO 連絡定期券

    先日の記事、「PASMO開始」で、すっかり大間違いを書いてしまった。東急とJRで磁気の連絡定期が発行できなかったと書いたが、東急とJRは以前から連絡定期券が発行されていて、連絡定期券が発行できないのは (町田乗換えの) JRと小田急の間だった。以前はJRと小田急を乗り継いで通勤していたこともあり、そのときの記憶が東急とごっちゃになっていたようだ。東急=JR乗り継ぎで通うようになって、せっかく1枚の磁気定期券になっていたのを、Suicaのために、また2枚に分けていたのだった。そんなわけで、現在の私は、そもそも心配する必要がなかったようだ。逆に、小田急=JR乗り継ぎの人は、やはり不便な目にあっているようだ。こちらの記事「横浜線←→小田急線:町田駅乗換えのSuica定期券は発行できない!」をたまたま見つけて、自分の間違いに気付いたのであった。

    3/19/2007

    PASMO開始 (その2)

    PASMOの2日目、月曜日の今日は出勤時に東急の駅で残った東急の磁気定期券の払い戻しを受けた。昨日のJRはともかく、私鉄の駅の窓口は今日もPASMO切り替え客でもうちょっと混雑しているかと思ったが、私と同様に払い戻しに来ている人がひとりいた以外に、行列もできておらず、全くすいていた。PASMOへの切り替えは自販機でできるのであろう、自販機のところには駅員がたくさん立って案内していた。あとは、改札機の近くにオムロンの作業着を着た作業員が、手持ち無沙汰で立っていた。まあ、軽微な問題は発生していたようだが、これだけのシステムがさしたる問題も発生せず開始できたのは、まあほめてもよさそうだ。

    さて、これまで磁気カードしか使えなかった首都圏の私鉄の改札機が一斉に非接触ICカード対応になるためには、かなり事前からこっそりと対応の改札機に置き換えられていたはずである。しかし、まだサービスが開始していないのにカードのタッチ部分が利用客に見えてはおかしいので、導入済みのICカード対応改札機のタッチ部分の上には、シール式の広告が貼られていた。サービス開始前日の夜中にはがすのかと思っていたら、私の下車駅では、2日前の金曜日の朝の、わざわざ通勤時間中に駅員が広告シールをはがしていた。

    ちょっと妙に思ったのは、そのシールの下から出てきたタッチ部に書かれてるのは、ICカードとしか書かれておらず、PASMOとは書かれていないことである。Suicaの改札のタッチ部にはちゃんとSuicaの文字がデザインとともに書かれているのに対して、何やら地味である。SuicaもPASMOも使えることから一般名称にしたのかとも思ったが、Suicaの方はSuicaのままPASMOが使えるのだし、相互利用できることが周知されていれば問題なかろう。で、改札機を離れて、PASMOで支払いのできる店舗のレジにある読み取り機を見ると、こちらのタッチ部には、ちゃんとPASMOの文字と電車とバスの絵のデザインが描かれている。

    で、考えてみると、PASMOのデザインは電車とバスの絵なのだが、間違いなく電車だけに乗るための改札に、電車とバスの絵を描くのはおかしいと思ったのかと想像してみた。レジの読み取り機は、もはや本来交通料金用のカードを、交通機関をはなれて利用しているということがわかるので、電車とバスの絵でいいのかと。バスに搭載のタッチ部はどうなっているのだろうか。

    3/18/2007

    PASMO開始

    今日からPASMOの運用が開始された。

    私の通勤経路はJRと東急を乗り継いでいるのだが、定期券は、これまではJR区間はSuicaの非接触ICカード、東急区間は従来の磁気カード式の定期券を使い分けなければいけなくて、せっかくのSuicaの非接触カードの便利さも中途半端だった。PASMOはSuicaと同じシステムで互いの乗り入れ利用もできるので、実質、Suicaが首都圏の私鉄・バスにも運用範囲を広げたと考えてよく、これまで泣き分かれだった定期券も1枚になって便利になるというはずだが、実はちょっと心配していたことがある。

    というのも、JRにSuicaが導入される以前にも定期券は2枚必要だったからである。磁気定期券の利用では、例えばJRと小田急を乗り継ぐ場合に、乗り継ぎ定期券として1枚になった磁気定期券が購入できたが、私の利用している区間だけかはわからないが、JRと東急の間ではそれができないと言われたからだ。PASMOの案内にも、乗り継ぎ定期券として、JRと私鉄の定期券を1枚のICカードに入れることができるとは書かれているが、注釈として、連絡定期の対応区間は従来の磁気定期券と同じとも書かれていた。もしそうだとすると、私の場合、JRと東急を1枚のSuicaに収めることができないということになる。

    そうなると、なんだかかえって不便になってしまいそうである。連絡定期ができないからといって、JR区間をSuicaで定期券に、東急区間をPASMOの定期券にすればいいかというと、そうも行かない。同じ規格の非接触ICカードを同じ定期入れに入れたまま利用するわけにはいかないから、その場合は、別々の定期入れに入れてそれぞれ使い分けるという、間抜けなことをしなければならないし、間違った方を改札にかざしてしまうと、定期券を持っているにもかかわらず、そうでない区間に乗ったことになって課金されてしまったりしかねない。結局、東急は磁気カードのままにした方がいいということになってしまう。

    などと、心配しながらも、早速今日JRの窓口に行って、このSuicaの定期券と、東急の磁気定期券を、Suicaに一緒にできるかときいてみると、ちゃんとできるという。ただ、手続き的には、定期券の使用期間中だし、それぞれの使用期間がズレているし、今日から一緒にしたいのであれば、一旦払い戻しして、新たに連絡定期を購入という形になる。窓口では、Suicaから現在のJR区間だけの定期券を払い戻して、空にしてもらい (VIEW Suica 定期券の区間表示部分は、一旦真っ白になった)、東急の定期券は東急の窓口で払い戻してもらうことになるが、そのために「一葉化に伴う払いもどし申出証明書」を書いてくれる。新規の連絡定期券をSuicaに入れるのは、自販機で自分で行った。行き先の駅名に東急の駅名を入れるとちゃんと東急経由の連絡定期の扱いで発行された。いつの間にかJRと東急の間も連絡定期が発行できるように対応されていたのだろう。取り越し苦労だった。あとは、明日の通勤時に東急の駅で払い戻しをすれば完了だ。

    これで、JRも東急も定期入れの中から何も出さずに改札を通れるし、これまではパスネットカードを使っていた通勤区間以外の私鉄の乗車も、ほぼ全部Suicaで乗れることになり、磁気式のパスネットカードも不要になる。PASMO導入と同時に扱いの始まったPASMO対応の店舗などの買い物も全部1枚で済ませることができる。これでまた電子マネーの利用も増えそうだ。

    最近の電子マネーの利用の増加で、どうしようかと思っていることがある。昔から家計簿を自分でつけているのだが、昔なら、財布の中身イコール残高で、あとは、銀行の預金だけを考えれば、日々の入出金は管理できていたのだが、そのままのシステムでつけていると、電子マネーはチャージ時に一括して発生したことになって、個々の利用が現れてこない。これまでも、テレホンカード、オレンジカード、といったプリペイドカードのあたりからそういうことが発生していたが、用途が1つなのでまあまだまとまって交通費というふうでよかったが、何にでも使える電子マネーになって、ちょっと付け方を考えないといけないかなとも思い始めている。ヨドバシカメラのポイントで丸々現金を支払わずに購入したものなども家計簿に現れなくて扱いに困る。これもある意味電子マネーの一形態と考えるべきなのか。悩みはつきない。

    11/5/2006

    大阪でエスカレータの左側を空ける理由

    昨日、日本テレビの「世界一受けたい授業」を見ていると 斗鬼正一とかいう大学教授が出て話していた中で、エスカレータでどちら側を空けるかの話が出てきた。エスカレータの話はここでも、

    と、取り上げたことがある。東京では左側に立ち止まって、右側を急いで歩いて行く人のために空ける。大阪では右側に立ち、左側を空ける。海外、北京と台北では、大阪と同じで、しかもその旨の表示まである。

    さて、番組でその 斗鬼正一教授は、大阪で右立ちする理由として、「 大阪でエスカレーターが普及し始めたのは1970年代、大阪万博の時です。のべ6300万人が訪れた大阪では安全対策に徹底的に取り組みました。それに当時海外で主流だったルールを取り入れまして、そのモデルになった国が右側通行の国だった影響で大阪はエスカレーターで左側を空けるようになったといわけです。」(上記番組ホームページより) と説明していたが、大阪に生まれ育った人間としてとても納得できない。

    そもそも、エスカレータで片側を空けて立つ風習はそんなに昔からのものではない。私の感覚ではこの10年くらいで顕著になってきたものと思う。バリアフリーが叫ばれるようになって、多くの駅にエスカレータの設置が進められたことと関連が深いと想像する。昔は東京と大阪の対比として、東京ではエスカレータ (や動く歩道) で、だいたいみんな立ち止っているが、大阪ではせっかちなので多くの人が歩いているのだというものだったはずだし、それは私の実感でもある。

    で、東京ではみんな立ち止まっていたので右も左もなかったわけだが、歩いている人が多くいた大阪ではどうかというと、私が大阪に住んでいた1980年過ぎまでの経験では特に右左など定まっていなかった。立ち止まっている人は適当に立っていたし、歩く人は適当に追い越して行った。大阪でもきっちりと片側に揃って立つようになったのはそんなに昔からのことではないと思う。

    大阪万博についていうと、大阪万博では「動く歩道」が売りのひとつだったが、動く歩道にしろエスカレータについてどちら側に立つ云々という話は聞いた覚えが無い。実際にそのような指導が行われた場所もあったのかもそれないが、それほど大々的に市民の行動に影響を及ぼすほどのものは間違いなくなかった。そもそも、大阪人がそういうお上からの指示があったからといって、それに従ってそんな行儀の良いことをするわけがない。

    実は大阪万博原因説は、他でも見聞きしたことがあるので、この教授だけがこの説の大元かどうかはわからない。しかしこういう見解が述べられるのはきっと大阪万博の資料のどこかにそんな安全対策をするというものがあったのを発見したからといったところだと想像するが、それをもって右側に立つ理由がそのためであると断言してしまうのは明らかな行き過ぎであろう。「大阪の近代化=大阪万博」という単純な図式にも頭をかかえてしまう。「東京の近代化=東京オリンピック」みたいなものだが、単に日本の高度成長期というだけのことだ。万博の前からエスカレータはたくさんあったし、万博がなくとも、エスカレータの数はそりゃあ増加していただろう。

    それよりも、番組のテーマは、境界線の話であって、右に立つ地域とと左に立つ地域の境界線はどこか (西日本・東日本ではなくて、かなり大阪近辺だけらしい) と、大阪で右に立つ理由がそうならば、なぜ大阪以外では左側に立つのかの理由の考察が欲しかった。

    10/30/2006

    大阪の足並み

    久しぶりの高校の同窓会に出るために、実家に一泊で大阪に行って帰ってきた。

    大阪に行って感じることは、東京に比べて人込みの中を歩くのがなぜかスムーズであること。東京で駅のコンコースなどの人込みの中を歩いていると、どうも周りの人間が邪魔でしょうがない。まあ、自分が大阪人の典型で歩くのが早いせいもあるだろうが、大阪にいても自分はまわりに比べると歩くのが早い方である。

    私の目から見ると、東京ではどうも人の動きがみんな身勝手に歩いているように思える。例えば、人の流れがクロスするようなところでは、お互いにうまく避けあいながら通ればいいのに、自分は自分の進む方にだけ行こうとするので、邪魔になるどうしは邪魔になるのに、無駄な場所に空間ができていて、しかもその空間は混雑緩和に生かされない。どうもそういう人々の中を歩いていると、いらいらして仕方が無い。

    大阪では、人の流れは流動的でお互いに自然とうまく納まるところに納まるという感じである。その方が結果的に早く行き先に到達できるということを、無意識に体で感じ取って動いているのではないかと思える。

    どうも私の感じているこの感覚、言葉足らずというか、うまく表現できなくて、正しく伝えることができているかよくわからないが、まあとにかくそんなようなことを私が感じているということで書いてみた。

    8/23/2006

    ナビ画面の地名

    飛行機に乗ると、映画などが見られる他に、よく現在地が地図上に表示されるナビ画面が見られることがある。これを眺めていてよく思うのが、その地図上に表示される地名の選択基準が一体どうなっているのかということである。飛行機の進行状況に応じて表示範囲や拡大率が変化するのに応じて、表示される地名も違ってくる。普通に考えると大都市から順に表示されそうなものだが、時々どうも首をかしげるような地名が表示される。

    最初の写真、東京、大阪、札幌、鹿児島、沖縄。実に順当である。佐賀のかわりに福岡が来るべきだが、それはまあ許そう。しかし、なぜに蔵王山? 仙台ではなくて? ていうか、蔵王山って都市名じゃないし。

    もうひとつの写真、東京、鹿児島。外国も北京、台北、バンコク、マニラ、グアム、等々。が、そこに厳原(いづはら)?

    今回はまあアジア内の短い路線だからまだこの程度だが、太平洋路線なんかだと、もっと色々と妙な地名が飛び出す。で、その割りに大きな都市が画面内にあるのに都市名が表示されていなかったり。

    誰がどうやってこの地名を選んでいるのだろう、気になって仕方がない。

    7/2/2006

    RFID

    香港から成田に到着し、入国手続きを過ぎて、ターンテーブルの前で預けた荷物を待っていた。なかなか自分の荷物が出てこないが、ずいぶん長い間待った後にやっと自分の荷物らしきものが出てきた。

    近づいてきたので取ろうと思ったら、自分の荷物にはないワンポイントのマークのような柄が描いてある。一瞬、似ているけど自分の荷物ではなかったかと思ったが、更によく見ると、取っ手につけてある名札とか、間違いなく自分の荷物である。

    で、取り上げてからよく見てみると、ワンポイント柄と思ったのは、名刺大のシールが貼られていたのであった。シールの中央に小さなチップが埋め込まれていて、シール全体にプリントパターンでアンテナが形成されている。シールに書かれたHKIAの文字 (Hong Kong International Airport の略) の帯と、そのアンテナの形状が何かのデザインのように見えたのである。もちろん、従来のバーコードの印刷された帯状のタグは荷物の持ち手のところに貼られているが、このRFIDは香港の空港内での荷物のハンドリングのためのものだろう。

    飛行機の荷物でRFIDタグが貼られているのを見たのは今回が初めてであった。

    4/21/2006

    Lost Laggage

    ここのところ、結構毎日更新を続けていたのに昨日は間が空いてしまったのは、単に出張の移動中だったせいだけではなくて、飛行機で預けた荷物が出てこなかったためである。

    アメリカのハブの空港に着いてから国内便に乗り換えた先が最終目的地であるが、入国審査は最初にアメリカに降り立った地で行なわれるため、荷物は一旦ハブ空港でピックアップして、税関を通り、もう一度預けなおすのだが、そんなわけでハブ空港までは間違いなく届いていたのである。そこからあと少しの経路だったのだが、そこでなぜか預けなおした荷物が私の乗る飛行機に乗っていなかったらしい。三十数人乗りの小さな飛行機なのに、私以外にもあと2人荷物がないと言っている人がいた。

    飛行機にはこれまで200回近く乗っている勘定になるのだが、実はこれまで一度も預けた荷物が出てこなかったという目に遭ったことはなかった。今回がはじめてである。まあ、一度だけ、一体どこに行っていたのか、1時間くらい待ってやっと出てきたことがあったが。

    だいたい機内持ち込み荷物は最小限に減らしたい人なので (逆に、PCとかビデオカメラとか、持ち込まないといけないものが多いので、それ以外のものを極力減らしたい、ということだが)、着替えの一部たりとも、手荷物には入れてないし、PCや携帯やカメラやビデオのACアダプタや充電器もみんな預ける荷物の中である。

    そんなわけで、荷物が届かないままホテルに到着しても、PCはすぐにバッテリなくなりそうになるし、携帯もどうしても必要なときのために電池を残しておかないといけいし。そんな中、部屋の電話の設定がなぜか外線がかからないようになっていて、おかしいと言って設定を直してもらうまでホテルの電話も使えなかったし。なかなか苦労する羽目になった。まあ、そんなわけで、貴重な残り電池を使ってblogを更新している場合ではなかった。

    到着空港は小さな空港なのでか、荷物の出てくるターンフーブルにはクレーム処理の窓口などないし、航空会社のカウンターに行っても、しばらく席をはずしていますの札があるだけで誰一人としてカウンターに居ないし。まあ、何十分も待ってやっと来た係員に、ロストラゲッジ処理の手続きをしてもらう。次の便で届くかもしれないが、ここで待つかと言われたが、待って乗っている保証は全くないので、届いたら連絡してくれと、ホテルの番号を告げておく。さて後、その後、向こうが教えてくれた番号は何度かけてもつながらず、留守電になっていた。向こうからの連絡ももちろんない。

    ロストラゲッジのトラッキング情報は、オンラインでも確認できるので、確認してみるが、もとの搭乗便の情報は正しいが、新しい移送便が、行き先も時間もおかしな情報がある。自動応答の電話が一番情報が正しかったようだ。

    今日の会社の仕事が終わって戻ってきてから、自動応答電話でどうやら空港まで届いているらしいとわかったので、話中だったのではない別の電話にかけてみたら、たった今、配達業者が持っていったと言う。まるでソバ屋の出前だ。

    4/2/2006

    ロマンスカー10000形HiSE Bトレインショーティー

    Bトレインショーティーは、かなりマニアックな分野なのか、結構このキーワードの検索でこのblogにやって来たのがアクセスログに残っている。

    50000形VSEに続いて、10000形のものが発売になったので、これまた買ってしまった。VSE版と同じく、先頭車両と中間車両2両に、ロマンスカーアテンダントのファギュア付きという同じ構成である。VSEの場合と同じく、1編成にするために、2箱購入した。残念なことに、今回はおまけのフィギュアは2つとも同じ種類だった。VSEのときは2種類だったのが、今回は全部で4種類あるはずなのにダブってしまったのはすごく残念だ。

    HiSEは実際には11両編成で、各両の種類は5種類あるので、外装部分の部品はそれぞれの種類が選べるように入っている。全部で5箱買えば、実際と同じ11両編成ができるが、ちょっとそこまでするほどでもないので、とりあえずこれで我慢しておくことにした。

    12/2/2005

    北九州空港

    先に福岡に行った話で、帰りは北九州空港を利用したと書いた。その話の続き。

    地元の方には失礼だが、今回、福岡空港からの帰りの便がうまく手配できなくて他に近くから羽田に帰れる空港はないかと探してはじめてその存在を知った。福岡から新幹線で一駅、小倉駅からバスで30分余りのところにある、かなり小さい目の空港である。小倉駅で空港行きのバスの乗り場はどこかと案内所で聞いたら、福岡空港ですかと聞き返されてしまった。

    失礼ながら笑ってしまったのが、ボーディングブリッジである。小さい空港ながら、いちおうボーディングブリッジの設備があるのだが、これがあってもなくてもよさそうなものであった。ボーディングブリッジは、待合室のある建物から一旦出たところに入り口あって、そこからブリッジを渡っていくのだが、これがほとんど地面すれすれである。飛行機がMD-87という比較的小型で、出入り口の位置が地面に近いから仕方ないのだが、これならタラップで乗り込むのと一体どこが違うのかという感じである。まあ雨の日は傘をささなくていいというくらいか。

    しかし、この北九州空港も、来年の3月からは沖合いの埋立地に新造した新北九州空港に移転して大きな空港になるらしい。

    9/5/2005

    ロマンスカーVSE 50000形

    新型のロマンスカー、VSE 50000形の展望席に狙って予約して乗ってきた。

    普段ロマンスカーを利用するのは都心に出る際に町田=新宿間を利用することが多いが、携帯電話によるロマンスカー@clubで の予約を愛用している。特急券を携帯から予約・購入しておけば、駅の窓口や自販機で特急券購入の手続きは不要。座席は全席指定でシステムで管理されている ので、正しく予約された席に座っている限り検札もない。乗車駅で特急券を購入すると、すぐ近くの時刻に発車する列車は既に満席のことが多く、少し後の列車 しか乗れないことが多いが、これなら乗車駅につくよりも前に、ちょうど乗車駅にたどり着けるすぐ後の時刻の列車を早い目に予約しておくことができる。新宿 からいくらか離れた都心のどこかにでかけるが、帰りの時間は用が済んでみないとわからない。そんなときにも、現地で用が済んで帰途について新宿に向かう途 中で携帯から予約すればよい。

    ところで、展望席のあるロマンスカーだが、展望席を指定して予約することが可能だが、この携帯からの予約では、インターフェースが繁雑になるせいか、禁煙席・喫煙席と、窓側かどうかの指定ができるだけで、展望席の指定はできない。駅の窓口や自販機、電話での予約なら可能だが、PCのある場所からなら、イン ターネットから予約できるロマンスカー@club PCから展望席の指定が可能だ。しか、こちらでは予約だけで、購入の手続きはできず、別の手段で購入の手続きが必要である。予約済みの特急券の購入手続きは携帯からもできるので、結局、展望席の予約購入は、PCで予約して、携帯で購入、というのが便利だ。

    さて、展望席に乗車して気付いたことを2つ。

    1つ目は、監視カメラ。展望席に座ってみると、前方の自動車で言えばダッシュボード(?)の部分の下、ちょうど中央の位置に小型の監視カメラのようなもの がこっそりと取り付けられている。ちょうど通路をまっすぐに見通す位置だ。車内を監視する目的は何かと考えてみたが、ここ以外の中間車両などには取り付け られていないらしいことから考えて、先頭車に特有の事情によるものに違いない。思いついたのは、2階にある運転席から運転士が乗り降りする際のハシゴを降 ろす際に、下に人がいないか運転席から確認するためのものではないかということだ。これまでの運転席が2階にあるロマンスカーでは、ハシゴは中央からずれ た片側の座席の後ろの位置に下りるようになっていて、そこがデッドスペースになっていたと思うが、今回のものは、座席はデッドスペースなく並べられてい て、ハシゴは中央の通路の上に降りてくるようだ。運転士が乗り込むときは、自分がそこにいてハシゴを降ろすからいいが、降りるときは下の様子がわからない と不用意にハッチを開けてハシゴを降ろすわけにはいかないからではないか。そう想像したが、本当のところはどうだろうか。

    もう1点、展望席の形状のせいか、音が奇妙に反射して聞こえる。プラネタリウムのドームの中のようなところでも経験すると思うが、丸い曲面で反射した音が ひとところに集中して音の虚像といったようなものができる。そういう現象が起きているようだ。4列の席、A、B、C、Dと並んでいるとして、B席でしゃ べっている人の声がちょうどC席の人のところに焦点を結ぶ。すると、B席の人の声がC席の人の頭のすぐ周辺でしゃべっているように聞こえるのである。中央 の通路の位置でしゃべると自分の声が奇妙に聞こえることだろう。反対側に座った人がおしゃべりだと、ちょっとよろしくないかもしれない。この現象は設計時 には気付かれていたのだろうか。作ってみてはじめて気付いたのかもしれない。

    それにしても、この展望席の眺めはすばらしい。これまでのロマンスカーの展望席よりもずっと視界が広くて、本当に広々と見渡せる。

    10000形より後、少し消化不良気味だったロマンスカーだが、今回の50000形は往年のロマンスカー復活と言っていいだろう。

    ついでに、3枚目の写真は普通席にある車内照明。蛍光灯ではなくLED照明が使用されている。小さな白色LEDがびっしりと並んでいる。

    8/28/2005

    Bトレインショーティー (連結)

    そんなわけで、前回書いたように策略にハメられて、もう1セット購入した。

    今回組み立てた分は、説明通りに一番後ろの車両の一部を改造して前回購入分の最後尾と連結できるようにし、合計6両の編成が完成した。完成後の様子は写真の通り。

    おまけのフィギュアも、何種類あるのかは知らないが、少なくとも運良く前回とは違うタイプのものだった (同じのが出てきたらちょっと落ち込んだかも)。

    8/14/2005

    Bトレインショーティー

    最近たまたまふと見つけて欲しくなって、小田急ロマンスカー50000形VSEのBトレインショーティーを買った。

    Bトレインショーティーというのは、鉄道模型のSDガンダムというか、チョロQというか、実際よりも寸づまりになった模型である。ポイ ントとしては、そんな一見子供騙し風でありながら、きちんとした鉄道模型のNゲージに合わせてつくられているところで、部品を一部取り替えれば動力走行も できるらしい。詳しくは、Bトレインショーティーのオフィシャルサイトを見ていただくとよい。こんな世界が広がっていたとは知らなかった。

    その中で、今春の小田急のロマンスカーの新型の登場を記念して特別に作られたもの。おまけで、ロマンスカーアテンダントのフィギュア (萌え系) までついている。また、驚くべきは、こんなに短いのに (短いからこそ?) ロマンスカー独特の連接台車構造を再現していること。

    キットには先頭車両と中間車両が2種類の3両分が入っているが、先頭車両が片方分だけなので、列車としては途中でちぎれたままの中途半 端な状態のままである。もう1セット買って背中どうしくっつければいいのだが、連接台車式ゆえ、そのままではつながらない。しかし、向こうもそんなことは 計算済みらしく、説明書にはそういうことをしたい人のために改造方法まで書いてある。フィギュアも何種類かあるらしく、これはどうしても複数箱買わせよう という策略に間違いない。

    6/13/2005

    徐行、YIELD、让

    「徐行」の標識について。日本の道交法では徐行とは「直ちに停止できる速度で進行すること」ということである。ところが、よその国の道路標識を見ると、日本の徐行の標識と似た標識があるが、少し意味が違うことに気付く。

    アメリカでは "YIELD" であるが、これは「譲れ」という意味である。一般的には優先度の異なる道どうしの合流で、優先度の低い方の道から優先度の高い道に入るところとかに表示されている。向こうの流れに合わせて合流してね、または向こうの流れが途切れたところで入ってね、ということだ。

    日本の場合は徐行の標識はそういうところに使われるのではなく、まわりに十分注意してゆっくり走る必要のあるところにある。

    中国にもこれに類する標識があって、"让" と書いてある。日本の漢字からすると、同じ逆三角形の標識の「止まれ」の「止」になんとなく似た形の字に見えるが、さにあらず。簡体字の中でも相当に簡略化されてしまった部類だが、これは「譲」の簡体字、すなわちアメリカの標識と同じ意味だ。画像はないがイギリスでは、"GIVE WAY" と書いてある。同じ英語でも国によって表現方法は違うが、意味するところは同じである。

    思うに、日本の「徐行」の標識は、日本に輸入されるときに、どこかで誰かが意味を取り違えてしまって、そのまま正式な規定になってしまったのではないかと思う。わざわざデサイン的にそっくりの標識にした上で違う意味を持たせるという理由がわからないからだ。逆三角形の標識は止まれと徐行の2つしかない、割と特別扱いな標識なのだし。私の想像だが、最初、徐行は「除行」と書いたのではないか。相手をよけながら行くというのなら、yieldの標識と意味が合う。ところが誰かが「除」の字と「徐」の字を間違えた結果、徐々に行くという意味に間違われてしまった。法律にもその勘違いした意味のまま取り入れられ現在に至る。うん、間違いない。

    だいたい、日本の道交法でいう「徐行」って意味がよくわからない。数学的に言えば、直ちに止まれる速度というのは限りなく停止しているのに等しい状態でないといけないが、それでは進むことができない。それなら制限速度5km/hとか2km/hとかというような速度制限にすればいいじゃないかとも思うが、現実的にそんな遅い制限速度を設けても規制不能と思われるので、そうはしないのであろう。逆に徐行の標識の前で警官がいて徐行の違反をとられなかったとしても、本当に「直ちに停止」できる状態だったかというと決してそうとはいえなかろう。

    逆に、アメリカに行って車を運転するときに、yieldという単語はあまり聞きなじみが無いので意味がわからずに、日本の徐行と同じ意味だろうと思って運転していては大きな間違いなので、注意したい。

    ここの道路標識の画像は、勝手ながら、KICTECさんのサイトから借用させていただいた。謝謝。

    5/3/2005

    駅ホームでの整列

    尼崎の事故などもあって、交通関係の話題で、別にそういうこととも関係あるわけでもない話題を唐突に出すのもちょっと気が引けなくもないが、ちょっと前から書きたいと思っていたことを。

    今はちょうど連休のさなかだが、どちらかというと普段みなさん勤勉に通勤・通学しているときの話。

    駅のホームには電車が停まったときのドアの位置が表示してあって、たいてい3列に整列乗車が指示されていたりして、みなさん真面目にというか、素直にというか、きっちり列になって並んでいるのだが、これが私は気に食わない。

    さほど人のいない駅や時間帯なら問題ない。あるいは、逆に整列もへったくれもないほど人でいっぱいな大混雑の場合も関係ない。まあ適度に混雑している通勤時間帯の、そこそこ乗降客のいる、そして始発駅でもない駅の場合と思って欲しい。

    駅のホームというのは当然細長くて、そんなに幅のあるものではない。そこに乗車目標から垂直に列をつくってみなさん整列するわけである。すぐに列はホームの反対の端に届く。届いてしまうまではみなさんきっちり列を作って並んでいる。そうなるとホームのもっと向こうへ行こうとする人はその人の列に阻まれて向こうへ行く通路がない。列の後ろの端を無理に押し分けてすり抜けて行くか、あるいは危険を承知で列の前、黄色いタイルの外側を通らざるを得ない。

    しかしである、こんなに通り道に苦労するのはホームに人が満杯だからではない。乗車目標と乗車目標の間、つまり列と列の間はがらんと空いている。それは列に並んでいる人が占める面積のまあ3倍くらいはあるだろう。何もきっちりその細い幅に並ばなくていいんじゃないのか? どうして列の幅を太くしてホームの後ろ側を通りやすいように空けないのだ? 横にいっぱい空間があるのに。

    そもそも、始発駅でもなければそんなに列に並ぶ必要があるのか。到着する列車は空車で、降りてくる客がおらず、先に並んだ人だけが着席できるといった事情のある始発駅ならわかる。しかし、途中駅ではどうか。扉が開いたらまず降りてくる乗客がいるから、列は左右に分れて道をあけなければならない、それでもう列は崩れてしまう。その駅で降りるわけではないが、車内の奥の人が降りるために一旦ホームに降りる人もいるが、この人たちは降りた付近に留まり、列に並んでいた人たちと微妙に混ざり合う。結局そうなるなら、ドアの真正面に細長く列に並ぶ意味がどこにあるのかと思う。

    時代の違いもあるのかもしれないが、私が大学に入るまで住んでいた大阪近辺ではあまりそんなことはなかったように思う。電車を待っている人は最初から乗車目標のまわりでわらわらっと待っていて、そんなにきっちり列をつくるなんてことはしない。だから、ホームにそんなに無駄な空間ができるということもない。よく、関西人は列に並ばないで割り込むなどと避難されることも多いが、こういう場合はこの方が間違いなく合理的と思うのだが、どうだろうか。