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世事不可强求- Whatever will be, will be - 11/21/2009 4.0チャンネルオーディオ先の記事に書いたように、私の家のAVシステムのオーディオは4.0チャンネル仕様である。すなわち、フロント左右と、リア左右の4つのスピーカで、サブウーファーはなしである。なぜ5.1にせずに4.0かという私の持論を少し書いてみる。 DVDでサラウンド環境が普及しはじめてから、一般的には5.1チャンネルが標準とされるようになって、blu-rayのHDオーディオで7.1とかもっと多いのも出てきてはいるが、まあそこまで実際にスピーかを並べる人はそれほど多くないとして、やはり標準としては5.1チャンネルと認識されているのではないか。 しかし、専用の立派なAVルームを用意できる人は別として、日本の一般的な住宅事情からすると、5.1チャンネルのスピーカの設置はかなり無理があると思う。そんなわけで、わが家は4.0チャンネルである。 まず、4と5の差分の1チャンネル分のセンタースピーカ。これは、大きなスクリーンの劇場などで画面の左右だけにスピーカを置くと左右が離れすぎて、いわゆる「中抜け」という現象を起こして中心に音が定位しにくくなるため、中央にスピーカを置いて、主にセリフなどの成分が割り振られる、というもので、劇場ではサウンドスクリーンという、音が通過して聞こえるスクリーンの裏側にスピーカが置かれる。 ところが、家庭ではフロントプロジェクター使用の場合を除いて画面はテレビであって、画面の裏から音を鳴らすことはできない。テレビの上か下にスピーカを置くしかない。ということは、せっかく中心に音を定位させたくて置いているセンタースピーカーは、画面からはずれたところで鳴っているという不自然なことになる。そもそも、いくら大画面テレビであっても、その左右のスピーカ間隔などたかが知れている。無理にセンタースピーカを置いて、かえってはずれた位置に音を定位させる必要はないのではないかと思う。 サブウーファーについて言えば、通常の再生音だって近所迷惑を考えてそんなに大音量では鳴らせないのだから、サブウーファーを使ってまで出さないといけないような重低音を出すわけにはいかない。音量を絞って使うしかないのならそもそもサブウーファーを使って鳴らさなくてもいいのではないか。フロントスピーカに十分低音の出せるものを使えば、サブウーファーは必要ないものと思う。フロントスピーカも小さなものにしておいてサブウーファーで低音を補っている5.1チャンネルシステムも多いが、本末転倒というものだろう。それに、サブウーファーの置き場所というのも、どうも所在ないのではないか。ちょっと脇の方に、壁に正対しないように斜め向きにというが、狭い部屋の中、ただの邪魔者でしかない。無理にサブウーファーを置かずに、フロントのメインスピーカでカバーすればいいと思う。 さて、そうすると、フロントのスピーカは大きく、リアは小さなものということになる。さすがにフロントと同じ大きさのものをリアにも置くのは難しいだろう。後ろフロントも小さなスピーカになっているシステムは、リアとあわせて4つのスピーカが同じもので、音のつながりがいいという理由もあるのかもしれないが、フロントとリアが同じであることにそんなに意味があるとは思えない。全方向映像シアターのようなものなら、全ての方向について均等でないといけないが、いつも前方のテレビ画面を見ていることが前提となっている以上、リアから鳴る音はいつも頭の後ろから聞こえる音であって、フロントから聞こえるのと同じ音が出てくるわけではないのだから、スピーカもフロントと同じである必然性はない。後ろから聞こえているということが重要である。 そういう意味では、逆にそうやってスピーカを省略するなら、リアも省略して、フロントだけで疑似音場で後ろからも聞こえるというようなのにすればという向きもあるかもしれないが、やはりいくら高度な音場合成技術を使ったとしても、実際に後ろで音が鳴っているのと、前方からの音だけで後ろから聞こえるような音を出すのとは違うと思う。だから、サラウンド音声を再生したければ、やはり1組のリアスピーカはなんとかして実際に設置すべきと思う。小さめのスピーカをリアに設置するのはそれほど大変でもないと思う。床置きはたいてい邪魔になるので天井吊りか壁にということになると思うが、天井や壁に金具をネジ留めしたりする必要があるかというと、我が家では、突っ張りポールを部屋の左右に渡して、そこにスピーカを取り付けるという方法で、全く部屋に傷をつけずに、比較的簡単にリアスピーかが設置できている。部屋それぞれの事情に合わせて工夫次第だ。 そんなわけで、テレビの左右に低音も出るフロントスピーカと、工夫して設置するそれなりのリアスピーカの4.0チャンネルでいいんじゃないかというのが私の考えだ。 11/19/2009 AVアンプ YAMAHA AX-V565 購入今年は本当に色々買い物をしていると思う。プリンタに続いて、もう先週のうちにだがAVアンプも買い換えた。 これは、テレビを買い換えた後にblu-rayレコーダを買ったときから買い換えねばと思いながら先送りになっていたものだ。というのも、blu-rayでは音声のコーデックにDVDとは違う新しい方式が採用されていて、今までのAVアンプでは収録されている音声を十分に再生できないからである。これまで使っていたAVアンプは、今回と同じくヤマハ製の、DSP-R795というもので、10年以上前、最初にDVDプレーヤと一緒に買ったものだ。テレビのデジタル放送が始まったときも、音声コーデックが違って対応できなかったが、これは外付けのAACデコーダを安く手に入れて対処できていた。しかし今回はもうそうはいかない。AVアンプを最新の音声コーデック対応のものにすることで、blu-ray対応とともにデジタルTV放送用の外付けAACデコーダも不要になる。blu-rayレコーダが増えても、以前のDVDプレーヤはLDプレーヤ兼用なので撤去できず、ラックが窮屈になってしまったのも、AACデコーダがなくなれば解消される。また、最新のAVアンプははHDMIの活用で配線が減らせるし、ビエラリンクのようなテレビとのリンク機能にも対応してテレビとの連携動作ができて便利になる。 最初は、blu-ray対応AVアンプに買い換えるにあたって、同じくYAMAHAのAX-V465がblu-rayの音声コーデック対応で実売価格でかなり安いのに目が行って、まあそれで十分かと思っていたが、やはりいろいろ調べているうちに、ちょっとは欲が出てきて、雑誌の比較記事なんかも見たりして、まあそこそこの価格帯ではONKYOのTX-SA607あたりがよさそうかな、とまで行ったが、よく見るとチューナーがついていない。まあ、そんなにしょっちゅう聴くわけではないが、家でFMが聴けないのはちょっと淋しい。そう思って前のAVアンプもチューナー付きのものにしていた。それでもう一度チューナー付きで考えるとやっぱりヤマハに行き着いた。 最初に考えていた465でもいいが、ひとつ上位の565にすると色々機能が追加されている。一番大きな違いは5.1チャンネルから7.1チャンネルになっていることだが、これは私の場合あまり関係ない。そんなにいろいろスピーカを設置するつもりはないからだ。今まで4.0でやっていて、今回もスピーカは変更する予定なし。5.1から7.1になっても合計の電源の容量が変わらないせいか、各チャンネルの最大定格出力が565の方が減っているが、それもそんなに大きな音を出すわけでもないので関係ない。 それよりも、アップスケーリング機能とオンスクリーン表示機能がついていることを考えて565にした。前の機種のランクからすると、765が相当するのだろうが、機能的な差ではそれほどメリットがないのと、音質差をそんなにシビアには見ないだろうというのと、本体が大きくなってしまうことを考えて565にした。 オンスクリーン表示機能は、便利は便利だが、まあ、セットアップしたりするときにしか出番はないので、うれしさもそれほどでもない。予想よりうれしかったのは、アップスケーリング機能だろう。アナログ入力を解像度にかかわらずHD解像度のHDMIに変換して出力してくれる。最終的にはテレビでだって解像度変換して表示するのだから、どこで変換しても同じで、変換アルゴリズムの違いでのきれいさがどの程度のものかと思っていたが、それよりも、AVアンプで色々なアナログ入力をまとめてHDMIにしてしまえることの方が、機器の接続が複雑にならずに済んでうれしい。というのも、プラズマに買い換える前のブラウン管テレビは入力がたくさんあったのだが、今のテレビはHDMI以外の入力端子が極端に少なくなってしまっているからだ。HDMIへの変換がなかったら、AVアンプのセレクタ機能を使っても、通常は同じ種類で入れた信号は同じ種類でしか出てこないから、割り振りが結構面倒だったし、接続ケーブルもたくさんになる。まだ全部の機器をつなぎなおしていないが、だいぶ整理できそうだ。 テレビとの連動機能はこの機種に限らずかなりの機種で装備されているが、これのおかげで普通にテレビを見ているときとの切り替えが快適になった。AVアンプを持っているからといって、テレビを見るときはいつもAVアンプで聞いているわけではなくて、普通にテレビを見ているだけのようなときはテレビ内蔵のスピーカで聞いている。音声をAVアンプで聞くときにはテレビ側のスピーカが同時に鳴っていると音場が辺になるので、テレビのボリュームは絞るかミュートしないといけないのが面倒だった。ミュートすると、画面にミュートの表示が出てしまって困るし、ボリュームをゼロまで落とすには時間がかかるし、戻すときも適切な音量になるまで上げ続けなければならない。 それが、HDMIリンクのおかげで、AVアンプの電源を入れただけで、テレビの音声は自動で停止し、おまけにテレビのリモコンで音量操作するとそれはAVアンプの方に転送されてAVアンプの音量が上下する。テレビの電源を切るとAVアンプの電源も自動で落ちる。 ただ、ちょっと気になるのは、テレビをつけたままでAVアンプを入れたり切ったりしたときに切り替わるのにかかる時間がちょっと長いことだ。AVアンプの音声は、おそらく電源を入れて回路が安定するまで待っているため、しばらく経たないと音が出ないが、リンク経由の切り替えは電源が入ってすぐに確立するようで、テレビの側はすぐに音声が止まってしまう。そのため、音がどちらからも出ない時間が5秒以上も継続する。AVアンプだけ切ったときは、逆に、AVアンプの音声はすぐに切れるが、テレビがリンクのタイムアウトを待っているのか、やはりしばらく待たないとテレビから音声が出るようにならない。これから、blu-rayで映画を見るぞ、というようなときは構わないが、テレビをずっと見ていて、音楽番組が始まったからAVアンプに切り替えるか、というときには、少々気になる。 11/11/2009 プリンタ複合機購入キヤノンのプリンタ複合機、PIXUS MP990 を購入した。 インクジェットカラープリンタは、これまで3年か4年ごとに、たいてい調子が悪くなって買い換えていたが、今回はまだ調子悪くなる気配も全くないのだが、色々と理由があっての買い替えに至った。ちなみに、これまでのプリンタ遍歴はこんな感じである。
カラーインクジェットの最初の頃は、エプソンがいいと思っていたが、途中からキヤノンの方がよくなって乗り換えている。iP7500は、その年モデルチェンジがなく2005年のモデルである。プリンタの買い替えの頻度とデスクトップPCの買い替えの頻度もだいたい一致している。 iP7500購入の際には、既にプリンタ単体の進歩はほぼ限界に達したせいか、もう複合機の方が主流になってきていた。しかしフラットベッドスキャナは別途前から持っている。複合機についているスキャナはコンタクトイメージセンサ式のものばかりで、コンタクトイメージセンサ式ではガラス面に密着したものにしかピントが合わない。自分の持っているスキャナに使われているレンズでCCDセンサに結像する方式のものでは、ある程度被写界深度が深くて、多少の立体物でもピントが合う。そんなこともあって、スキャナは今あるものを使っていた方がいいと思い、あえて単機能プリンタにした。 さて、それにもかかわらず、今回多機能機の購入に至ったのには色々と理由がある。思いつく順に挙げていこう。 1. 無線LAN 2. CCDセンサのスキャナ 3. ドライバサポート 4. SDHCカードに対応したメモリカードスロット まあこんなところか。去年のモデルからほぼ同様のことは実現されていたが、自分的にはideapadが手元に増えたのと、Windows 7 が近づいていることが後押しとなったか。で、どうせ買うなら年賀状前のこの時期である。色々な機能が入っていても3万円で買えてしまうのは驚きだ。 さて、買って気付いたことをいくつか。 やはり、複合機はかなり大振りである。プリンタはパソコンデスクの上の棚に置いているが、ちょっと頭上にヘビー感がある。それと、もともと予想していたことだが、最近のプリンタは液晶画面がついていて上部から操作するようになっているので、高いところに置いてあると少々使いにくい。しかし、電源スイッチは液晶画面を閉じた中にではなく、外から操作できるときろに置いておいて欲しかった。単にPCからプリントするときは基本的に電源スイッチを入れる以外は、液晶画面も操作ボタンも使わないからだ。更に困ったことは、後ろの給紙トレイがのぞき込めない。まあ、これは前に買ったiP7500の頃からA4普通紙は下面のカセットに入れられるようになって非常に便利になって、後ろの給紙トレイを使う頻度は少ないので我慢することにする。 驚いたのは、前面の排紙トレイの蓋がプリントを開始すると自動で開くこと。これまでのプリンタでは、印刷する前に排紙トレイの蓋を手で開いて内側のスライドする部品を引き出しておかないと、中に紙がつまり、あるいは開いていても紙が支えられずに下に落ちてしまうのであったが、本体の高さがあるために蓋の長さが長く、本体の奥行きがあることとあいまって、自動で開くだけで、印刷の終わった用紙を保持できる場所ができる。 10/26/2009 国立天文台VERA石垣島観測局石垣島には、到着した日に訪れた105cm光学反射望遠鏡のある天文台とは別に、国立天文台の日本各地に置かれた電波望遠鏡の集合体で構成される、VERA (VLBI Exploration of Radio Astrometry) というシステムの観測局として電波望遠鏡が一基設置されている。場所は、天文台とはまた別の場所で、市街地からは天文台より少し遠いところにある。こちらは電波望遠鏡なので夜でないと星が見られないということもないので、出発日の朝に空港に行く前の時間を利用して見に行くことにした。行くのは電波望遠鏡の本体の威容を眺めるためだから、昼間でないとよく見えないかと思ったら、夜はライトアップされていて、それはそれできれいなのだそうだが、結局時間の都合上、出発日の朝のうちにレンタカーを借りてトンボ帰りしてきた。 単に外からアンテナを眺められるだけだろうと思って行ったのだが、見学は自由にできます。中でパンフレットを用意してあります。と門のところに書いてある。ちなみにアンテナ施設を囲っている塀の門のところの両側には沖縄ならではのシーサーが乗っていた。 行ったときは、ちょうどアンテナが真上を向いた状態で、何も観測していない様子だった。ひととおり周りから写真を撮ったあと、アンテナの奥の方にある小さな建物におずおずと入ると、確かにパンフレットが置いてあったりポスターが貼ってあったりするが、中に入るとすぐ観測用の制御機器が置かれた部屋だった。中に人がふたりいて、ちょうど担当者が交代 (長期的な意味で) するところなので引継ぎをしているところだという。アンテナも調整中で真上を向いた状態になっていたということだ。特に決まった見学用のプログラムがあるわけではないようで、用意されたパンフレットを手渡されて、たまたまそこにいた人が色々と説明してくれた。一人対一人なので、話もこちらのレベルに合わせてくれる。 この電波望遠鏡は、VLBIのひとつをになうアンテナだということは知っていたが、さて、それで一体何を観測しているかというと、簡単に言うと、このシステムで銀河系にあるたくさんの星の位置をひとつひとつ精密に測定して、銀河系の立体地図をつくる作業をしているのだということは、恥ずかしながら行って説明を聞いて初めて知った。 備え付けの来客簿を見ると、見学者はまあ来るときはある程度来るが、毎日毎日来るというほどではなさそうだ。しかし、地元の高校生などを招待して、観測を体験してもらうようなことなども行われているそうだ。 たまたま調整中で観測をしていなかったたらだが、じゃあちょっとアンテナを動かしてあげましょうか、といって、コントロール用のパソコンの画面にコマンドを打ち込み、最後のエンターキーを押させてくれた。ちょうど観測室の方を向いてできるだけ水平に近い角度を向くようにセットして動かしたので、窓から大きなアンテナのディッシュがこちらを向くのが見えた。動いているところは、ビデオカメラは必要ないと思ってしまったまま置いてきてしまったなあと思ったが、考えてみればCX1の動画機能で撮っておけばよかった。真上を向いているときは結構離れているが、横を向くとディッシュがかなり自分に近づいて更に迫力がある。 横にしないとディッシュの内側が見えなかったのだが、そんなわけで動かしてもらえたので、2種類の状態が見られて幸運だった。ディッシュのフチのところを見ると、少し本体から離して電線が張ってあるが、これは避雷用のもの。ディッシュ中心の焦点部分にある受信部の丸い覆いの周りに、細かいギザギザの形状をしたものが一周しているが、これも何か電気的なものかと思ったら、こちらはよく考えてると見たことがあるものと同じ形状をしている通り、鳥除けだとのこと。鳥が巣をつくって糞をしたりすると、腐食の原因になるので、近寄らないように設置されているそうだ。 ちなみにこのアンテナは三菱電機製。この手のものは昔は富士山レーダーにはじまって、野辺山の電波望遠鏡や、ハワイのすばる望遠鏡など、みんな三菱の独壇場らしい。 眺めて帰ってくるだけのつもりが、色々と話を聞いたので、予定よりずいぶん時間を費やしてしまった。それから帰ってレンタカーを返して空港に送ってもらわないといけないのだが、時間に余裕をみておいてよかった。お礼を言って観測室を出た後、向きの変わった後のアンテナの写真をまたひととおり撮って、帰途についた。 10/25/2009 「月面中継 成功への軌跡」NHKのBSの世界のドキュメンタリーで、「月面中継 成功への軌跡 (前編・後編)」 (原題: Live form the Moon) という番組をやっているのを見た。 アポロ計画で、月面からのテレビ中継がどのように行われたかを扱ったドキュメンタリーだが、40年もたって、今まで聞いたこともなかった裏方事情がたくさん出てきて驚いた。アポロ計画については今までもさんざん色々なことが取り上げられて報道されたことと思うが、こうやって日の目を見ていなかった情報もまだまだたくさんあったのだと感心する。まあ、どこかでは報道されていたのかもしれないが、少なくともこういうことにある程度は興味をもって見ている私の目にもとまったことはなかった。それとともに、これまでずっと疑問に思っていたことの理由がいくつかわかってすっきりした。番組は翻訳ものだが、元の番組も今年の製作で、今になってこういう事情を発掘してきた製作者と、また日本に翻訳して紹介した担当者に拍手を送りたい。 ここで番組の内容をなぞることはしないが、今回解消した私の以前からの疑問は次の3つ。 1つ目で最大のものは、アポロ11号で月面から中継された、着陸船の前で飛行士が動いている有名な白黒の映像。単に画質が悪いのはともかく、動いている飛行士の映像が尾を引いたように見えるし、飛行士が着陸船の前を横切ったときに、どうも幽霊のように少し透けて見える。いくら画質が悪いテレビでも前にかぶさったものが透けて見えるはずがないだろうから、これは妙な映像だなあと以前から思っていた。しかし、一時期アポロ計画は嘘だったみたいな話が流行ったときも、色々と理屈に合わないと言う点を指摘したりしている割には、このことで何か言っているのは聞いたことがなかった。まあ、それが計画が嘘だったという理由にもできなかったからかもしれないが。そもそも、あまりあの映像が透けて見えて変だと言う人を聞いたことがないのだが、みなさん何とも思わないのだろうか? さて、透けて見える理由は次の通りだ。ドキュメンタリーの中でも透けて見えるのがヘンだが、こういう理由だという説明がされていたわけではないが、どのように中継が行われたかという説明を聞いて納得がいった。当時の技術では、通常のテレビ放送規格のテレビ映像信号を月面から中継するのは無理だった。そこで、電波の帯域を減らすために、まずカラーではなく白黒、走査線の本数も減らし、コマ数も1秒に10コマという、スロースキャン方式のテレビ方式にした。現在ならコマ数を落として撮影しても、パソコン上ででも動きがカクカクしながらでも見られるように、いかようにでも処理できるが、当時としてはそんな技術もない。遅いスキャン速度で撮影した映像は遅いスキャン速度で表示するブラウン管に映して見るしかない。テレビ中継では、そのスロースキャンのブラウン管に映した映像を、通常のテレビカメラで撮影したものを放送していたというわけである。そんなことをしていたとは今になって初めて聞いた。 これで画質の悪さと、(6分の1の重力による動作そのもののではない) 映像の動きの鈍さは説明できるが、ではどうして透けて見えるのか。スロースキャンのブラウン管で映像をちゃんと見るには、普通のブラウン管に使われるよりも残光性の高い蛍光体を使わないと前のコマとの映像がつながらない。逆に、そのために動きの早い映像では前のコマの映像が残ってしまう。背景でずっと固定している着陸船はずっと同じ映像が映っているので、蛍光体はその映像の残像が強く残り、動いている飛行士の映像が重なっても半分透けたように見えるという理屈だ。 次に2番目。最後のアポロ17号の着陸船が帰還のために月面に下半分を残して上昇していくシーン。カラー映像なのだが、基本的に色彩のない月面と、着陸船自身も全般的に白くあまり色彩のあるものではない。ところが、エンジンを噴射して上昇する際の、噴射の炎ではなくて、周囲に飛び散るおそらくは吹き上げられた石片などが赤青緑と色とりどりに色づいている。これも何かの技術的な事情によるものだろうとは思っていたが、これもどんなカメラを使っていたかを聞いて納得。 最初の月着陸に持って行くカメラはまずその白黒低解像度スロースキャンカメラと決まっていたが、やはりカラー映像もなんとか中継したいと考えられた。当時のカメラは撮像管という真空管の一種でできていて、小型化には限界があった。しかも白黒ならそれがひとつで済むがカラーカメラには光の三原色分の3本の撮像管が必要になり、カメラが巨大になってといも月に持って行くわけにはいかないのだった。そこで考えられたのが、カラーホイールによる単管でのカラー伝送方式である。この方式はカラーテレビの開発初期に一度は考えられたものだが、実用的には少し問題があるため、その当時としてももはや過去のものとなっていた技術である。3色それぞれの撮像管の映像を同時に重ねて伝送する通常の方式と違って、1つの白黒カメラの前で3色のカラーフィルタをつけたホイールを回転させて1コマごとに各色の画像を順番に送っていく方式である。これなら、撮像管はひとつで済むのでカラーホイールの分が増えるだけで、カメラは比較的小型で済む。 実用放送に採用されなかった理由でもあるこの方式の欠点は、動きの早い映像で色ズレが起こることである。カラーフィルタが次の色に切り替わったときには撮影対象は既に動いているので、その差の部分では色が正しく表現されない。アポロでは、この欠点に目をつぶって、カメラの小型化を優先したわけだ。カラーホイール方式は、現在でもDLPプロジェクターで同様の原理のものが使用されている。スキャンが高速なのであまりわからないが、画面を見ながらすばやく瞬きをしたりすると、色が割れて見えるのがわかる。さて、そう言われて他の月面からのカラー中継映像を見てみると、確かに動いているもののフチの部分が色づいて見える。 そんなわけだから、画面の上でゆっくり上昇する着陸船はそれほど不自然ではなくても、まわりに高速で飛び散る石片はそれぞれ一箇所で1つの色のフィルタにしか映らないから、色とりどりに見えるという次第だ。 ちなみに、この映像にはもうひとつエピソードがあって、上昇していく着陸船を地球から操作するリモコンカメラで追っていくのだが、電波が届くのに時間がかかるため、画面で着陸船が上昇するのを追いながら操作したのでは遅い。前のアポロ16号のときにもうまく撮影するのに失敗していて、もう次がなくなったアポロ計画最後の17号で、最後のチャンスとなったが、このときには無事うまく撮影できたというのは、この番組で見るよりも以前から聞き知っていた。しかし、着陸船が月面を離れた後ももちろん電気の残っている間は月面上に残されたカメラは動いていて、そのカメラで上部の上昇した後の残りの台座部分をアップで撮影した映像は、私としてはこの番組で初めて見た気がする。 さて、最後の3つ目は少しオマケのような感じだ。月面に人類最初の一歩をしるす瞬間として飛行士が着陸船のハシゴを降りている有名な映像は、実は最初に降り立ったアームストロングではなくて2番目に降り立ったもうひとりのオルドリンが降りるときの映像である、なぜなら最初に降り立つ前にカメラが月面にあって撮影しているはずがないから、とまことしやかに言う話を何度も聞いたことがある。そんなはずはないのだが、よく事情を知らない者が単純な推測からそんなことを言うのかもしれないが、実によく聞く。 実際はどうかというと、四角形の角の位置にあるハシゴを降りるアームストロングを、横方向、四角形の辺の位置にあるカメラから狙って撮影されている。まあ、それで先に人が降りて撮影していたのでないことがわかるには十分だが、とはいえ、それではそのカメラが実際どのように着陸船本体にくっついていたのかは実は見たことがなかった。番組ではそこも詳しく紹介されていた。 着陸船の側面の一部が蓋のように開くようになっていて、カメラはその内側に装着されていた。着陸後その蓋を開くと中からハシゴの方向を狙ったカメラが外側に出てくるという仕組みだ。第一歩の撮影後は、飛行士がそこからカメラを取り外して使用する。装着の都合上、第一歩の撮影の状態ではカメラが上下逆さまになった状態にしかできなかったため、(おそらく先のスロースキャン=通常映像変換をするところで) スイッチひとつで画面の上下を入れ替えられる仕組みが用意されていたのだが、最初はメインのアメリカの中継局では気付かずに逆さまの映像を送っていて、バックアップのオーストラリアの中継局からの映像が正しく上下切り替えていたので、あわててそちらに切り替えたといったエピソードもはじめて聞いた。 10/23/2009 今回の石垣島でのダイビング天候はあまりよくなかったものの今回のダイビングはそれなりに楽しめたと思う。 使ったダイビングサービスは、バタフライ ダイブオーシャン。それほど大きなところではなくて、姉妹店の名前でシュノーケリングのツアーもやっているので、お客さんの数にもよるが一緒のボートに乗る。船はなかなか立派なボートだ。初日は、ファンダイブ客は私ひとり、あとはシュノーケリングと体験ダイビングだった。 潮の干満の時刻にもよるのだろうが、午前中のシュノーケリング客は浜島という、浅瀬で干潮時にだけ砂浜が現れる島に行ってまず浅いところで練習するらしい。その間に、自分はガイドとマンツーマンでダイビング。なので、ポイントはその浜島のすぐ近く。次は、シュノーケリング組も深いところへ一緒に移動してサンゴのきれいなところを上から眺める。 一旦港に戻って昼食後、午後は別のポイントへ。それから石垣島といえば一番有名なのは川平石崎マンタスクランブルだが、そこに向かう。もちろん海況次第だが、今回は幸運なことに1日目に行けて、2枚のマンタを見ることができた。体験ダイビングの人は、タンクで潜るのは1本だけで、あとはシュノーケリングだけで、先のポイントで潜ってしまってるのだが、追加料金でということで、私と一緒に、ガイドもそれぞれについてマンタを見た。 2日目は、ファンダイブ客も多く、結構にぎやかだった。ファンダイブと体験ダイブとシュノーケリングと、交代交代で全体としてはなかなかあわただしい感はあるが、他のチームの活動中はこっちはゆっくりしていられる。客の中には船に弱い人も多く、待っている間に気分が悪ってしまった人も多いようだった。自分はダイビングボートで気分が悪くなった経験はほとんどない。2日目と3日目は、いちおう最後にマンタスクランブルに行けたら行くということになっていたが、海況が悪く、竹富島方面になった。その3本目は前の2本でビデオのバッテリを使い切っていたのに、交換するのを忘れていて、ビデオが撮れなかった。ガイドも、それまでは見せたものを色々撮っていたのに、何も撮らないから怪訝に思っていたようだ。 3日目は、ファンダイブ客2人だけで、他のダイビングショップの船に乗り合いとなった。ポイントが昨日とかぶったが、ちょうどビデオを撮り損ねたところにもう一度行って撮ることができて、かえってラッキーともいえたかもしれない。 今回は、1日目のマンタと、3日目の最後に大物狙い以外は、比較的小物系で、特に小さいエビ関係が色々撮れた。しかし、小さいものは、ビデオで撮るのはなかなか難しくて、まだまだ修行の必要がありそうだ。穴の奥の方のものだと、せっかくライトがあるのだが、ハウジングに固定位置でライトを取り付けてある現在の構造では、うまく穴の奥を照らせなかった。後で考えてみたが、シューの部分からライトを取り外してしまって手持ちで照らせばよかったかもしれない。残念なのは、比較的浅場でサンゴのきれいなところも多かったのに、日差しが差すことがほとんどなく、色彩があまり映えなかったこと。さすがにワイドの映像はいくらいいライトがあっても全体を照らすことはできない。 何度潜っても、ちょくちょく失敗をやらかす。先に書いた電池切れの他にも、1日目の後にライトを充電するのを忘れていて、2日目は残りを鬼無ながらの点灯だった。1日目の最初のダイブでは、潜る前に外の景色を撮るためにワイドレンズをはずしたまま潜ってしまって、ワイドレンズを使えなかった。かと思うと、ワイドレンズをつけたまま、小さなものを撮るのにズームしてしまっていたりした。ワイコンは本体のズームがワイド端で使わないと画像周辺部が流れたようになり、中心部もピントが合わなくなるが、ファインダーでのぞいていても解像度が低いのであまりよくわからない。テープの止め忘れも以前からよくやる。場合によっては、ON/OFFが逆転して、必要ない間テープが回っていて、撮りたいところで止めてしまっていたりすることもある。これからも、よくよく気をつけないといけない。 今回、楽だったのは、ボートがダイビング専用で後ろの部分全体が折り畳み式のラダーになっていたこと。立ったままジャイアントストライドで入ってもいいのだが、カメラを持って入るのにエントリーしてからスタッフに後でカメラを手渡ししてもらわなくても、ラダーのところに座って、そのままゆっくり入れば、自分でカメラを持ったまま入れる。いちいち他人の手をわずらわせなくてよくていい。 10/22/2009 スリープイン石垣島今回宿泊したのは、スリープイン石垣島。 今回の旅行は旅行代理店などを使わずに手配したので、インターネットで簡単に予約できそうなところを探してここにした。ホテル自体は、東横インだとかいったところと同じようなスタイルの簡便なビジネスホテルという感じだ。ネットブックを買ってから、個人旅行の場合でも宿泊先にネット環境が必須になったが、もちろんここも大丈夫。部屋は結構ゆったりしている。ちょっと見慣れなかったのは、トイレとお風呂は少々狭い苦しいユニットバスなのだが、洗面台だけはユニットバスの中になくて、普通のユニットバスの中にあるのよりは立派なものが独立して部屋側についている。 チェーンのホテルなのでどこも同様のサービスなのだろうが、石垣島に特有なのは、やはりダイバーが多いせいか、ホテルの建物の脇にちゃんとしたダイビング機材洗い場と機材干しロッカーが用意されていること。1,000円の保証金でロッカーの鍵を借りる。鍵を返すときに保証金は返金されるので実際は無料だ。最終日はダイビングの後機材を持ち帰って、ここで洗ってから干しておけば、翌朝出かける前までそのまま干しておける。ダイバー専用の宿ではないのにこのサービスはうれしい。そのかわり、室内のユニットバスでは、浴槽に傷がついたりするので、機材を洗ったりしないようにと注意書きがあった。 立地も市内の繁華街からほんの少し離れたところだが歩いて行ける距離で、今回は雨でちょっと出歩くのが億劫だったが、そうでなければ全然問題ない。朝食は無料でついていて、それほど豪華ではないがバイキング形式で、私にとって朝食としては十分なものだ。 石垣島で、市内に泊まるなら、また使ってもいいと思う。 10/21/2009 FIX LED1000 DX を使用して今回のダイビングの一番の注目点は、新しく買ったライト、FIX LED1000 DX での試し撮り。 結果からいうとライト自身としては十分満足だった。光の広がり具合は申し分ないし、明るさも十分。電池の持ちも十分で、残量インジケータもあるのでわかりやすい。ノブの操作も問題なく、明るさを調節できるので近すぎるときも明るすぎることもなくていい。大きさもカメラのハウジング本体に対してバランスは悪くはない。 気になったのは2点ぐらいか。まずは、光の色。陸上で見るとほぼまっ白、少し青すぎるくらいに思うのだが、水中で照らしてみると、どうも赤紫っぽく見える。周囲が青いのに目が慣れてしまっているせいで、白い色を見ると逆に色づいて見えるのではないかと思う。実際に撮影した画像を見ても、オートホワイトバランスのせいでやはり一部分だけライトの光が当たって、周囲の青い自然光と混ざっていると、ライトの光が赤紫っぽく見えてしまうようだ。画面全体が照らされているとそうでもないようだが。 まあ、これはこういうものなのだろう。これまでの色温度の低いライトだと、もともと黄色っぽい色が更に赤みがかって見えていたのだろうが、もともとそんな傾向の色なのでそんなに不自然に思わなかったというだけのことだろう。ライトの光が十分に当たっているときは、やはり鮮やかだ。 もうひとつは、このライト自体の問題ではないが、取り付けネジ穴の位置の問題。購入時の記事でも触れているが、ハウジング側のシューの位置が前に使っていたライトに合わせていたために、このライトを使った場合には位置がずいぶん後ろにずれてしまっている。ライトの後ろの方がカメラのハウジングよりも後ろに飛び出る形になる。照らすこと自体にはそれほど問題はないが、後ろに飛び出た部分が撮影者本人の額のすぐ上に来る。頭に当たるわけではないのだが、自分の吐いた息の泡がライトの後ろに飛び出た部分に当たって、構えているカメラが振られてしまう。そんなことが起きるとは、実際に使ってみるまで予想しなかった。次回までに、短いアームのようなものをはさんでライトの位置が前に来るようにできないか工夫してみたいと思う。 ま、全般的にはとてもいいので、これで心置きなく、古いライトを処分できる。 10/20/2009 石垣島天文台石垣島に到着して、まずダイビングの前に、到着日の夜に石垣島天文台に行ってきた。 天文関係にはそれなりに興味があり、また石垣島はダイビングポイントとしても有名なところなのだが、恥ずかしながら、石垣島に天文台があることを、今回石垣島に行くことにして色々調べている中で偶然気がつくまでは知らなかった。 もっとも、そんなにずっと以前からあったわけではない。2002年にVLBI観測局のひとつとしての電波望遠鏡が石垣島に建設され、光学望遠鏡のある石垣島天文台は2006年から一般公開がはじまったとのこと。 夜に望遠鏡で実際に星を見せてくれる観望会は、毎土日祝日に行われていて予約が必要。今回の日程では、到着の日だけが開催日だが、後の日はダイビングをしてその後は場合によってはダイビングで一緒した人と食事や飲み会があったりするかもしれないことと、そんなに高くないとはいえ山の上なので潜水後の高所移動は減圧症の可能性があるということもあるので、ちょうど都合がよかった。 しかし、もう行く少し前からわかっていたが、滞在中を通して天気が悪く、到着したときも曇り空から夜になると雨が降り出した。とりあえずその日は連れもいないし、簡単に食事をして、本来ならそれから天文台に向かう予定だったが、雨なので観望会は中止と勝手に思い込んで食事の後のんびりしていた。しかし、念のためにと天文台に電話してみると、雨でも施設の見学と映像を使って解説をしてくれるということで、あわててタクシーを拾って雨の中を天文台へ。 天文台の駐車場は、光害を避けるためか、天文台の建物から少し手前のところにあって、そこで車から降ろされる。事前に、天文台近くの道は暗くて足元が危ないのでライトを持ってくるようにと言われていたのだが、食事先から直接タクシーを拾って行ったので、せっかく荷物に入れてきたマグライトはホテルに置いたままだった。前方の真っ暗な山道を見て一瞬途方に暮れてしまったが、iPhoneのライトアプリのおかげで助かった。まあ、単に画面を点灯するだけでも多少の明かりにはなるが、ライトアプリは、画面全体を真っ白にしてバックライトも最大輝度にしてくれる。これで結構なライト代わりになった。 数分遅刻して中に入ると、既に望遠鏡のドームの中で、ビデオ画面を使って解説がはじまっていた。たぶん最初に望遠鏡の説明があったのかもしれないが聞き逃してしまった。反射望遠鏡の主鏡部分には2つの半円形部分に分かれて両側に開く蓋がついているのだが、ビデオでの説明中に閉じられてしまった。望遠鏡の写真は説明の後で撮ったので、蓋が閉まった状態である。 望遠鏡は鏡筒に包まれているわけではなく、副鏡を支えるフレームがむき出しの状態で、ぶつかりやすそうな部分は危険防止のために黄色と黒色の縞だったり、フレーム部分は黄色だったりするので、望遠鏡というよりは、何かの作業機械のような雰囲気である。 ともあれ、雨で実際に星を見ることができなかったのは残念である。また機会があれば、行ってみたいところだ。 10/19/2009 石垣島先週丸々休みを取って石垣島にダイビングに行ってきた。前が去年の春なので1年半ぶり。 旅行会社のパッケージツアーは使わず、航空会社のマイレージが半端な量だけ期限切れでなくなってしまうので、ポイントに交換して、それを足しにして早期購入割引運賃で航空券を購入した。宿はネットで予約できるところを探して、市内にあるビジネスホテルを予約。ダイビングサービスは最近の雑誌をながめてよさげなところを選んだ。 台風17号、18号が去った後で、天気はよくなるかと思っていたが、残念ながら滞在中はずっと天気はあまり芳しくなかった。昼間はほとんど曇りで時々雨が降り、たまに日が差す程度。夜になると結構な量の雨が降る日が続いた。南の島の青い空のイメージは全然味わえなかった。 石垣島のことを調べていると、これまで知らなかったのだが、国立天文台の天文台が石垣島にあることに気が付いた。一般の見学も行っていて望遠鏡も覗かせてくれるというので予約を入れておいた。この光学望遠鏡の天文台とは別に、石垣島には電波望遠鏡も設置されている。滞在中はずっとダイビングをしているので、島内観光は全然しないのだが、この2ヶ所は訪問予定地とした。 ダイビング旅行の詳細は今後の記事で。 10/5/2009 2010年1月の金環食実際には一度は雨で見られなかったものの、2年連続で皆既日食を見に行ったので、日食といっても、部分食はもとより、金環日食に対する興味も低下していた。というのも、金環食は、太陽と月が完全に重なっても太陽表面に一部は見えていて、まわりが夜のように暗くなることがないのは、食分の大きい部分食と大差ないからである。2002年に既にサイパンで一度見ているというのもある。 そんなわけで、次に起こる日食は2010年1月15日の金環食なのだが、それにはあまり注意を払っていなかった。ところが、今日、去年の日食のときにツアーの資料を請求した日通旅行からパンフレットが送られてきた。来年7月のイースター島の皆既日食にしてはちょっと早すぎるし、イースター島はさすがに行くのは大変だから行かないよなぁ、と思いながら見てみると、1月の金環食の方だった。ところが、目を引いたのはそのツアーの行き先。モルディブと中国と書いてある。あまり興味がなかったので見られる地域をよくチェックしていなかったが、今度の金環食は、モルディブが金環食帯のど真ん中にある。それから、また中国もある。 モルディブといえば、世界でも有数のダイビングスポットである。一度は行ってみたいと思いながらも、日本からは少し距離があるので、結構高くつくのと、雰囲気的に男一人でいくのはちょっと気が引けそうなところでもあり、今まで行ったことがなかった。しかし、日食とセットということであれば、これを機会に行って見るのもよさそうだ。 一方、中国の方は、金環食帯は中国大陸を斜めに横切ってはいるのだが、大きな都市は重慶と、このツアーの行き先になっている青島くらいである。ところが、その青島での詳細データを見てびっくり。ちょうど日没寸前に金環食が起きて終わった直後に日没となるようだ。おまけに青島は中国の東の端の方にあるものの、市街地の西側には大きな湾がある。向こうの陸地がどのくらい見えるものかよくわからないが、対岸にもそれほど高い山もなさそうである。雲次第だが、金環食の日没という珍しい光景が楽しめるかもしれない。 ちょっとこれは考えてみる価値があるかもしれない。 9/28/2009 中秋节のジョークニュース中秋節が近づいてくると、時々こんなジョークネタが回ってきたりする。 一昨年に、誰からだったか忘れてしまったが、教えてもらったのが、これで、 今年は、同じWEBサイトのものだが、別バージョンのこちら が全く別の人から来た。 どちらも、自分の名前がWEBニュースの中に出てきて驚く、というものだ。 一度上記のページを表示して、下の方にある入力欄に相手の名前を入れると、その名前が組み込まれたURLが表示されるので、それを相手に送ればよい。 ブラウザがFirefoxやSafariなどだと、アドレスバーのところに名前が漢字で出てしまうのでバレてしまいやすいが、IEなら16進文字のままなのでバレにくそうだ。 特に下の名前の方も1文字の人は同姓同名が多いので、そういう人に送ると、同姓同名の人かと思って騙されてもらえる確率が高くなる。 まあ、私のところにも全く別個の人から届くくらいだから、もう結構みんなに知れ渡っているのかもしれないが。 9/27/2009 日中カラオケコンクール9月25日(金)に、第12回日中カラオケコンクール決勝大会を見に行ってきた。中国語ドットコムでプレゼントの企画があって、ゲストにローラ・チャンと書かれていたので(笑)、気軽な気持ちで応募してみたら、応募者が少なかったのか、しっかり当選してしまった。中国語ドットコムのプレゼント企画では、今までにも何度も当選している。 当選したのは、ペアチケットなので、ひとりで行くと1枚余ってしまう。カニチィで、誰か欲しい人がいたら差し上げますとメッセージを出したが、自分も当選したという人が現れただけだった。そんなわけで、1枚はもったいないがゴミ箱行きとなってしまった。 中国語のカラオケの大会といえば、去年、ここにも書いたように、たまたま中国語講座に通っていたところのホールで全日本青少年中国語カラオケ大会の決勝大会が行われたので見に行って、そのときもゲストがローラ・チャンだった。中国語のカラオケ大会といっても何種類もあるようだ。 さて、会場に行ってロビーにいると、やけに派手な服装の女性がひとり。出場者の衣装かと思ったが、実はローラ・チャンだった。何か携帯電話で話しながら私の近くを通って外に出て行ってしまった。芸能人て普通の観客の来るロビーじゃなくて楽屋に入って待機してるものでは? 中に入って席を探していると、偶然カニチィの横浜の交流会で顔なじみのAさんと出くわした。Aさんもひとりで来ていたようなので、一緒に見ることに。私は直接知らないカニチィでの知り合いが出場しているそうだ。 ゲストは、ローラ・チャンの他に、「千の風になって」の中国語訳や、その他日本の歌曲の中国語訳版を歌っている李広宏。それから、予告には出ていなかったサプライズゲストとして、すがはらやすのりという人が来ていたのだが、失礼ながらサプライズどころかこの人のことはこのとき初めて知った。中国でもコンサート活動を行っている人らしい。 プログラムの中で、「ゲストと客席が声を合わせ、『朋友』を合唱」というのがあった。Aさんは、朋友ってどんな曲? と、よく知らないようだったので、パンフレットに書かれていた歌詞を見ながら歌って教えてあげようと思ったが、なんかうまく合わない。おかしいな、メロディーちゃんと覚えていなかったか、まあ本番で伴奏がかかればわかるだろう、とそのときは思った。ところが実際にはじまってみると、やはりおかしい。よく見ると、印刷された歌詞が、各行ごとに後ろの方が消えてなくなってしまっているというミスプリントだった。これでは歌詞がよくわからないので歌えない。この曲はまあかなり有名な曲なので、私もカラオケで歌詞を見ながらなら歌えるが、歌詞を暗記しているわけではないので、何も見ずに歌うのは無理だ。会場の大多数の人もそうだったのではないか。結局、ほとんど舞台の上しか歌っていなかった。せっかくの企画が台無しである。主催側もそのときまで気付いていなかったのか、ミスプリに関して合唱の前に何のアナウンスもなかった。この件はちょっと残念だった。 9/26/2009 吉野家 (第4回)前回、機械式になった吉野家の伝票のことを書いたが、うちの近所の吉野家ではまだこれまでの紙の伝票が健在だった。普通の飲食店の伝票と違ってなかなか興味深いものなので、なくなってしまわないうちにと写真に撮っておいたのでここに掲載しておく。狂牛病騒ぎ以降メニューが増えてからは、メニューもしばしば増えたり減ったりしているので、この伝票もそれにあわせていくつもバージョンがあることと思うが、これは当然現在の最新バージョンである。 おもしろいのが、メニューの正式名称とは別に、呼び方がひらがなで書かれていること。更に、一部分はゴシック体でなく明朝体で書かれていて省略できることを示している。大盛りとの組み合わせ時の呼び方もおもしろい。 私はテイクアウト (TO) は普段しないのだが、テイクアウトの場合は伝票の中央に大きく○印を書くというのは、隅の注意書きを読んで初めて知った。 9/25/2009 NHK投稿DO画に採用上海皆既日食旅行のレポートの記事のひとつで書いた、回数ボタンをキャンセルできるエレベータの映像をNHKの投稿DO画に載せておいたが、これが番組に採用されて、今日 (昨夜の0時過ぎ) 放送された。昨日、NHKからメールが来たと思ったら、「本日深夜放送」と書いてあった。YouTubeから拾われて採用候補になった去年の日食の映像と違って、投稿DO画のサイトにアップロードしたものは、その時点で放送を承諾していることになっているので、ほとんど事後報告のような連絡ではある。 単にとりあげられるだけかと思ったら、検証取材もしてあって、なかなか感動ものだった。その中でも触れられている通り、YouTubeには同様の動画が結構たくさんある。自分としてはこういうのは初めて遭遇したので、いいネタになると思って撮ってきたのだが、結構あちこちに階数のキャンセルできるエレベータはあるらしい。 当日放送の番組はここで見られる。 採用された人には、記念品にDO画くんの携帯クリーナストラップがもらえるようだ。 9/23/2009 建設中の新東京タワー (東京スカイツリー)最近、建設中の新東京タワーが既に結構な高さまで伸びてきているというので、この休日の間に見に行ってきた。 場所は、押上(おしあげ)駅の近く。東急田園都市線に乗って、電車の行き先がよく押上行きになっているのを見かけるので名前としては見慣れているのだが、実際行ったことはなく、だいたい東京の東側あたりだということはわかるが、もともとそのあたりの地理に詳しくないので、正確には一体どのあたりか全く知らなかった。 行ってみて驚いたのは、まだ建設中なのに、ずいぶんたくさんの人が見物に来ていること。自分もそうなのだから文句は言えないが、そんなに物好きが多いのかと思った。建設現場の南側は北十間川をはさんで、アパートなんかの建っている庶民的な街なので、眺めている人たちはすぐ近所の人が眺めているだけのようにも見えたが、よく見るとみんなカメラを持参していて、一所懸命眺めているのは、離れたところからわざわざ見に来た人ばかりのようだ。 現在のところ、まだ全体の4分の1くらいの高さのようだが、すぐ近くから見るともう見上げるのに首がつらいくらいだ。この4倍の高さになるとどうなるのかと思う。もっと伸びてくると、もっと遠くからでも見えるようになるだろう。 伸びているところの上3分の1くらいには、鉄骨の交点ごとに足場がつけて囲われているが、一体何だろうか。 (たぶん)作業の完了した、真ん中あたりはもう何もなくなっているのに、下3分の1くらいはまわりに地面から足場が組んであるが、これまたどういうわけだろうか? ところで、このタワーの名前は「東京スカイツリー」というが、名前が決まるまでに仮称で使われていた「新東京タワー」の方が通りがいいので、そのままでいいんじゃないかと思う。完成後も、かなりの割合で「新東京タワー」と呼ばれるんじゃないかと思っているが、どうだろう。 ともあれ、工事の進捗に合わせて、折々にまた見に行ってみたい。 9/20/2009 ヘアブラシ ルーネット/ラビナス/セデュウスまた、この前のリジョイやメモパッドのように、お気に入りの定番モノが入手できなくなっていたが、なんとかなった話。 長い間使っていたヘアブラシがかなり痛んできたので、新しいのに買い換えようと思った。ブラシの毛の生え加減が髪を梳かし付けるのにちょうどいい感じで、お気に入りのものだった。もともと、このヘアブラシはおそらく自分が大学生になってひとり暮らしを始めた頃からずっと使っているような気がするので、恐ろしく長い間使っていたことになる。7年くらい前からスポーツクラブに水泳に通うようになって、そのときだけ家で使っているヘアブラシを持って行くと、ついつい忘れてしまうので、水泳行き用に別にもうひとつヘアブラシを買うことにしたときも、同じようなものを探したら、品名は違うものの、ほとんどそっくりの製品が売られていたので、それを買って使っていた。そちらはもちろんまだそんなに痛んでいない。 しかし、昔から使っていた方はさすがに痛んできたので、また同じものを買って取り替えようと思ったのだが、今度はそれが見つからない。ヘアブラシなどというものは、それほど製品にこだわるほどなものでもないので、メーカーや製品名など特に気にしていなかったので、ネットで調べるにもあまり手がかりがなかった。最初に買った方は、すっかり擦り切れてしまっているが、NとLの文字をデザインしたマークが、かろうじて見て取れるが、これが一体どこのマークかわからない。7年前に買った方は、LAVENUSの文字があるので、検索すると、これが花王の製品とわかり、同時に既に2004年の9月に製造中止となっていて、花王の製造終了品のご案内ページに、ご丁寧にも替りの製品はありませんとまで書かれている。さらに、このヘアブラシは、先代にルーネットという製品があって、その時代からやはり私のようにこの製品をとても気に入って使っていて、入手できなくなっているのを残念がっている人がたくさんいるのがblogなどでわかった。 ちなみに、私が最初に買った方のブラシは、ルーネットと書かれているわけでもなく花王のマークもないので、もしかしたらルーネットそのものではないけれども全く同じものを何か別ブランドで売られていたものかもしれない。 更にネットを調べていると、全く同じものではないものの、すごく似た製品が、池本刷子工業からSEDUCE (セデュウス) という名前で売られているということがわかったので、通販で購入してみた。確かに、本体の形状が微妙に違うものの、材質のパールチックな感じも似ていてる。更に、ブラシの毛そのものは全く同じといっていい。高価なブランドバッグのニセモノとかならともかく、こんなものをそこまで精巧にそっくりにする意味はないから、類似製品とかいうのではなく、同じところが作っているとしか思えない。たぶん、花王製品だったものもここが下請けで作っていたのではなかろうかと思われる。 ルーネット・ラビナスを求めている人は、このセデュウスを買えばよい。違うのは、柄のねじれ具合が少し違うので手に持って髪にあてたときの角度が少し感じが違うということくらい。髪の毛のからまり具合も同じだ。(爆) しかし、柄のところに書かれている ATTACK PRICE って、一体…? 9/19/2009 Earth Baloon HOME横浜の開国博Y150の出し物のひとつ、アースバルーン「HOME」。大きな真球状の気球をスクリーンにして、映像が上映される。昼間は周りが明るいので映像を投影してもよく見えないから、何の役にも立たないただの白い球である。ずっと浮かばせておくのも無駄だからだろうが、真下にドーナツ状のクッションがあってその上に鎮座している。上映時には少し上空に浮かばせられて球全体が見られるようになる。もちろんまわりからワイヤで引っ張ってあるので、どこかへ飛んで行ってしまうわけではないが、風が強いと多少はゆらゆらと揺れる。 催し物として入場者が見るためのものは、5分間の映像ショーのようなものだが、これは客席の方向から見たときによく見えるように客席と同じ方向から投影される、単にスクリーンが丸い野外映画といったところだ。考えてみれば、これはせっかくの球状のスクリーンという特徴をあまり生かしていない。球は大きいので、会場の外からも見えるのだが、会場内の客席以外の方向から見ると、映像は一部分にしか映ってみえないからあまりおもしろくない。まあ、それはそれで入場料を払っている人に対する価値としては正しいのかもしれないが、そもそもせっかくの全方向のスクリーンを一定地点からだけ見せるような見せ方がもったいない。どうせなら、周りのどこから見ても楽しめる映像にして、会場のこんな端っこに置くのではなく、入場者がまわりをぐるりと取り巻いて見られるようなものにすればよかったのにと思う。 ところが、映像ショーの上映と上映の間の待ち時間 (こちらの方がずっと長いのだが) には、単なる色の光で照らされている時間もあるが、地球の映像が投影されている時間がある。これがまさに本来のアースバルーンの姿だろうと思う。これは、球体のスクリーンのほぼ全体に映像が投影されて巨大地球儀のようになり、まさに夜空に浮かぶ地球である。これは会場の外からでも楽しめるのでお得だ。 しかし、ここでちょっと不思議に思うのは、この映像をどうやって投影しているかということだ。映像ショーは単に一方向から普通の映画のように投影すればいいが、全周に周りから投影しようと思うと、周囲に複数台の投影機を用意する必要があるし、気球より高い位置に置かないと気球のてっぺんまで投影できない。人間の目の届く範囲だけ投影されているだけでもいいのかもしれないが、遠くから見られることを考えると、やはり頂上まで投影する必要があるだろう。スクリーンは揺れるので、映像のつなぎ目も問題になる。そんなわけで周囲から投影するというのはあまり現実的ではなさそうだ。実際、周囲から投影している様子ではなかった。 では、どうするかというと、ここからは全く私の想像の話だが、外からが無理なら中からということになる。地球の映っている画像をよく見ると、実は、下三分の一くらいから下には画像が映っていない。南半球には海が多いのであまり気にならないのだが、アフリカ大陸の南の端もすっぱり切れている。想像するに、球体のちょうど南極の位置に投影機があって、気球にくっついて浮上し、そこから上に向かって映像を投影していて、スクリーンの内側から照射された映像を外側から見ることになる。すると、投影可能な角度の限界と、広角なレンズを使って投影できたとしても、光線とスクリーンの角度の関係で、球の下の方にはうまく画像を投影できない。それで、そこが真っ白ではおかしいので、下の方には下から青色の照明を当てて、それらしく見せている。そのせいで、画像の映っている範囲でも、下よりの方は青くかぶった絵に見えてしまっている。 というのが私の推理。ただ、このスクリーンになっている気球自身、大きなものなので結構厚手の素材でできていると思うのだが、それで透過スクリーンとしてうまく映るものなのかというところがちょっと謎なところだ。 ちなみに、気球の表面には縦にスジがあって途中にポチポチがついているが、これは映像ショーの途中で、画面がストロボ光でピカピカ光る演出をするためのもの。従って、客席に向いた方向にしかついていない。しかし、せっかくのきれいな球状のスクリーンに、余計なものが見えて興醒めに思う。ほんの少しの時間の演出のために、他の時間の普通の映像が映っている間にもこの装置が表面に這わせてあるのが見えるというのは、どうもいただけないと思う。 9/17/2009 飘柔 - Rejoice
日食で上海に行ったときにスーパーで見かけたのだが、中国では現在でも、日本と同じくP&G (宝洁) が販売していて、日本でのP&Gでの名前と微妙に違うRejoiceという英語名と、飘柔という中国語名が付いている。元の Pert Plus を作っている会社がP&Gの傘下からはずれたのがリジョイの販売終了の理由と聞いたのだが、中国ではまた事情が違うのだろうか。 Pert Plus が通販で入手できるのを知らなかったら、買い込んで来ていたかも知れない (笑)。 9/16/2009 ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」もう10日ほどたってしまったが、先日の「しらせ」、「きりしま」に続いて、また海上自衛隊艦船の一般公開が横浜大桟橋であった。 今回は、今年の3月に就役したばかりのヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」だ。公開は9月6日。前日の9月5日には、この艦の航空甲板を活用して、関連各機関のヘリを使った合同防災訓練が行われたそうだ。 「ヘリコプター搭載護衛艦」という名前は、後部甲板にヘリが一機発着できるスペースと格納庫を持つ、割と普通の形状の護衛艦に使われているのと同じ名称だが、このひゅうがは、そういう護衛艦とは全く違い、航空母艦といってもいい、広い航空甲板と端に寄せた艦橋を持つ。とはいっても、護衛艦としては大きいが航空母艦ほど大きいわけでもなく、航空甲板は滑走路として使用するのではなくヘリの複数機同時発着ができるというだけではある。 しかしながら、なんだかんだ言っても、この珍しい形状の護衛艦は一見の価値はある。圧巻は、航空機を航空甲板と下の格納庫の間で運ぶためのエレベータ。前後に2基ある。訪れた見学客は、タラップでまず広い格納庫に入り、そこからこのエレベータでヘリコプターの代わりに、上の航空甲板に次々と運ばれていく。片方を上り専用に、もう一方を下り専用にして効率よく運んでいた。ビデオカメラは持って行かなかったが、CX1の動画撮影機能で撮影してきたものをYouTubeに載せておいたので、下にそれを埋め込んでおく。デジカメの動画機能というのは、こんなときには手軽で便利かもしれない。広角が得意なデジカメなので、ビデオカメラならこの場面ではワイコン必須だが、ここでは本体だけでよかったし。スチル写真は、前回と同じくフォトアルバムの方で。 9/15/2009 画像ビューアソフトデジカメをCX1に買い換えてから、PC上で画像を見るためのビューアのソフトについて少し考え直そうと思うようになった。その一番の原因は、CX1はそれまで長く使っていた LUMIX FX7 と違って、内蔵の加速度センサによって撮影時のカメラの縦横を判断して、どちら向きかを画像データ内に埋め込んでくれるからだ。ビューアソフトが対応していれば、画像データそのものは横倒しになっていても、向き情報によって、ビューアソフトが表示時に自動的に回転して表示してくれる。 以前のデジカメでは横倒しになっていても、自分で判断して回転させて見る以外には方法がなかったが、元画像データを回転してつくりなおしたりすることなく、自動で表示時だけ回転して見せてもらうことができるなら、ぜひそういうものを使いたいと思ったのだ。実は、自分にとって、方向データのついた写真の撮れるカメラはCX1が初めてではなく、iPhoneのカメラもそうなのだが、なぜかiPhoneで撮った写真については、PC上でみるときにあまりそんなふうに思わなかった。 さて、一般的には、デジカメの写真を見るには、Windwos XP なら内蔵の“Windows 画像とFAXビューア”でも見られるので、特別に画像ビューアソフトを使っていない人も多いかもしれない。もっと昔は、何らかのソフトを用意しないと画像を見ることもできない時代もあり、私の場合はその相当昔に、ACDSeeというソフトが、表示の速度も速く操作も快適なので使えることから、それに落ち着き、多少バージョンアップも追いかけていたが、バージョン2.41という1999年のバージョンからはもうアップデートもせずにずっと使っていた。デジカメが進歩して画像サイズが大きくなっても、ハードウェアも進歩して高速化しているせいで、ソフトの動きの高速さは損なわれず、却って昔のシンプルなままのソフトを今のハード上で動かすせいで、ますます動作は軽く感じられる。 機能的にはJPEGの他、主なフォーマットの画像が表示できて、キーボードで同じディレクトリ内の画像のページ送り戻しができ、拡大縮小もキーボードででき、ウィンドウサイズは画像サイズに連動する、ウインドウ枠にはできる限り何も表示しない、またフルスクリーンモードもあり、サムネイルの一覧表示ができる。そのくらいがあればいい。ところが、画像だけが見られればいいのに、ビューアソフト自身が自分を主張して必要以外のものをいっぱいくっつけたりするものが多く、案外気に入るものがない。ACDSeeの場合も、デフォルトでは割とごてごてとついているのだが、オプションの設定で私の望みどおりのものになる。 そんな観点で自動回転表示対応の最新の画像ビューアを探してみようとした。試してみたのはこんなところ。
まずは、今まで使っていたACDSeeの最新版。私がバージョンアップしなくなってからも、ずっと新バージョンを出し続けていて、最新版が2009だ。10年以上続いていることは、それだけ市場の評価も受け続けているということだし、元が自分の気に入っているものだから期待も持てる。実際に動かしてみると、ビューアは確かに思い通りに速く、操作、表示がOKだが、ただひとつビューアの起動に非常に時間がかかる。そのために、わざわざ Quick View という高速に起動する別のビューアがついているのだが、こちらは確かに起動は非常に早いのだが、ビューア自身が全然ダメである。 ACDSee Pro の方はどうかというと、ビューアはほぼ同様で、起動が少し早いのだが、それでもやはり問題にならないくらいの遅さである。 Windows Live フォトギャラリーは、ideapadに最初からインストールされていた。起動速度はまあ悪くないが、画像表示時の画面が、もう、まわりにいっぱいゴテゴテついていてダメである。 Picasa 3 は、ちょっと異色といえるが、このバージョン3からフォトビューアがついた。高速さは申し分ない。が、惜しいのは画像の表示方法。ゴテゴテというのとは違うのだが、自分で仕切ってしまっている。 で、結局、コレというのに行き着かなかった。ACDSeeの最新版の評価版はどちらもアンインストールし、結局自動回転はあきらめて古いACDSeeを使っている。Windows Live フオトギャラリーはそもそもメインのPCには入れていな。Picasa 3 は入れたままにしてあるので、場合によっては使うかもしれない。 9/14/2009 吉野家にて (第3回)吉野家の話題は2005年の8月と11月に書いて以来のようだ。 うちの近所の吉野家はまあちょくちょく行くが、都心に出て吉野家に入ったのはしばらくぶりな気がする。なので、都心ではもう結構前からそうだったのかどうかはよくわからないのだが、私としては今日初めて吉野家でオーダーの伝票が機械化されているのを見た。 吉野家といえば、もうかなり以前、メニューがほぼ牛丼しかなかった頃には、店員が記憶だけで注文をとっている印象があった。まあ、厨房では紙に書いていたのかもしれないが、少なくとも伝票が客の前に出てくることはなく、勘定は空き丼を見て行っているようだった。 ところが、狂牛病騒ぎ以降メニューが増えて、その頃からメニューが一覧になった伝票に印を付ける形式が導入されて、伝票はお盆に載せた食事と一緒に、客の前に出されるようになったのだと思う。その伝票はその伝票で、メニューの呼び方の略称が書かれていたりしていて、ぜひ一度写真に撮ってみたいと思っていた。もし、すぐに全店このレシート式に切り替わってしまうのなら、今のうちに早く写真に撮っておかなくてはいけない。 で、今回見た伝票だが、決してこれはレシートではなくて、注文を受けたときの伝票である。店員は客から注文を聞くと目の前でハンディ端末に入力する。今までは客に復唱確認したあと、厨房に伝えるために向かって大きな声で再度注文を復唱し、厨房からも確認のために復唱が返ってきた。ところが、注文が機械化されたために、それがなくなって無言でハンディ端末から厨房に注文が伝わって、このレシート状のものが、厨房側で出力されるようだ。声がなくなって、少し活気がなくなった感じがする。料理ができるとこのレシート状の伝票と一緒に客に出される。 店員に注文するメニューの他に、お新香と生野菜サラダのように客が自分で手元の小さなケースから取り出して食べるメニューがある。伝票がなかったときは、勘定のときに単に一緒に勘定されるだけ、メニュー一覧式の伝票では、ちゃんとその項目はあって、ちゃんと記載されることもあるが、客が後から自分で取った場合には、必ずしもその場では記載されず、勘定のときに加算されるだけのこともある。 この機械式の場合にはどうなるのかと思ったら、客がお新香を取り出して食べているのを店員がみつけたら、その場で端末に入力しているらしく、後から、その客の前にいた店員ではない店員が、奥からお新香の伝票を持ってやってきて、元の伝票に重ねて置いていった。 メニューが増えて以来結局こうならざるを得なかったのかもしれないが、吉野家らしさがななくなってしまったようで残念な気がする。狂牛病騒ぎ以来、一旦変わってしまったものは元に戻れないのかもしれないが、牛丼が普通に提供できるようになったら、ややこしいメニューは一掃してシンプルなメニュー構成に戻って欲しかったというのが私の素直な気持ちだ。 そういえば、最近は「エコ」のためか割り箸がプラスチック製の再利用可能な箸に変わった。これも、ずっと昔を振り返ると、吉野家ではお尻のところが赤い竹製の再利用できる箸を使っていたはずだ。どういう理由かどこかで割り箸になってしまったのだが、再利用できる箸にするなら、石油製品などではなく、あの竹の箸を復活させて欲しかったものだ。 9/13/2009 水中ライト3機種比較EL-120 HID を買ったときは、古いEL-1530はオークションにでも出して売り払おうと思っていたが、EL-120 HID がイマイチだったので、それならまだこっちの方がいいかもと、どちらも保存したままだったので、現在、手元に3つのライトがある。FIX LED1000 DX を一度実際にダイビングに使ってみてOKなら、古い2つは処分しようと思っているので、せっかくなので3つ手元にあるうちに、ちょっと比較をしてみた。 まずは外形で、写真の左から、EL-1350、EL-120 HID、FIX LED1000 DX だが、こうやって見るとEL-120 HID がそんなには大きいというほどでもなさそうに見えるが、現物を手にしてみるとやはり、かなり嵩張る感じがする。取り付けネジの位置の違いもよくわかるだろう。 次に、実際に照らした状態の比較。家の中で一番広い何もない壁の前で、約1.8mの距離からデジカメにワイコンを付けて、シャッタースピード、絞り固定、ホワイトバランスは水中の想定に一番近いものとして曇天に固定で撮影した。画面中央を中心にして照らすと、ほぼ画面いっぱいが照られさて端の方がどうなっているかわかりにくくなってしまうので、照らす中心は画面の隅寄りの方にして撮影し、後でライトの中心が画面の角になるように同じサイズにトリミングした。比べてみると違いが一目瞭然。しかし、カメラで撮影できるラティテュードの範囲の限界から、実際に目で見た感じとは少し違うところもあるので、割り引いて見てもらいたい。
見ての通り、EL-1530と FIX LED1000 DX はかなり広い範囲にフラットで、EL-120 HID は中心付近以外は暗いが、中心部分は他のものよりずっと明るい。しかし、EL-120 HID も、この写真では真っ暗に見えるが、周囲にうっすらと照らされている範囲がある。EL-1530と FIX LED1000 DX はフラットとはいうものの、画面では結構グラデーションがあるように見えるが、肉眼ではもっと均一なような気がするが心理的なものかもしれない。色味は、確かにこの通りだが、人間の目には補正が働くためこんなに極端な違いには感じない。FIX LED1000 DX が一番自然そうに見える。EL-1530と FIX LED1000 DX の明るさは色味の違いを考えに入れなければだいたい同じ程度のようだ。 9/12/2009 水中ライト FIX LED1000 DX
思い返せば、去年の春にパラオに行く寸前に、比較的小型になったHIDライトの、Epoque EL-120 HIID を半ば衝動買い的に買ったのだが、これはビデオライトとして使うにはあまり成功とは言えなかった。その前に使っていた同じくEpoqueのEL-1530の不満点解消にと買ったわけだが、確かにHIDライトならではの色温度の高い光で、充電はいちいち分解して中のバッテリを取り出してケーブルを差しなおしたりしなくてよかったのだが、他の点で色々と問題があった。 HIDライトとしては小型になったというものの、EL-1530に比べると結構デカかった。照射光が中心部に集中していて、ナイトダイビング用のライトとしてはそれでもいいかもしれないが、ビデオ用としては画面内が均一に照らされず、よくない。スイッチON後、光が安定するまでに10秒くらいももかかる。これでは撮影チャンスを逃してしまう。 さて、そんなHIDに対して、LEDライトというものも以前からあって、今回のものと同じフィッシュアイから、白色LEDを48個も並べたライトが出ていたのが有名だと思うが、これはビデオ用やナイトのメインライトとして使うには全くお話にならないくらい光量の足りないものだった。1つのLEDがまだそれほど光量のあるものではなかったからだ。それが、ここにきて十分な光量と思われるLEDライトが出てきたわけである。ちょうど MAG LITE LED に使われているのと同じくらいの高輝度白色LEDが、9つ並べてある。それで実際にどのくらい明るいかは、やはり実際に自分の目で見てみないとわからないわけだが、いちおう今年の春にダイビングフェスティバルに行ったときに見てみた。が、周りの明るい会場で見ても、いまひとつよくわからなかった。まあ確かに結構明るくて、光が照射面前面にフラットぽいことはだいたいわかった。 blogなどで、実際に使っている人の情報を探したのだが、もっと絶賛されていてもよさそうだが、広告以外はあまり多くはみつからなかった。で、ダイフェスの印象だけで購入決定して通販で安いところで買ってしまった。 で、実際に手にしてみてだが、まだ潜って実際に使っていないわけだが、部屋の中で使ってみているところでは、これはもう大当たりと思う。EL-120 HID の微妙さ加減とは雲泥の差だ。 サイズはEL-1530とおおむね同じくらいだ。小型のビデオカメラハウジングに取り付けても大きさのバランス的には悪くない。色温度はHIDの場合でもそうだが、電球色からするとちょっと青すぎるくらいかなとも思うが、まあこれで問題ないだろう。照射角は広くて十分均一だ。その更に外に少しだけLEDの数だけスジのような光の模様が出るが、これは特に問題なかろう。LEDの場合、光源から前方に照射される光の成分が多いせいもあるのだろうが、反射鏡の形状は電球のものの場合と全く違う。しかし、それぞれのLEDのついている小さな窪みに、ちゃんとランダムなシボ模様が入っていて、これによる拡散もうまく働いているんじゃないかと思う。 ダイフェスでさわったときに少し気になったことに、電源スイッチが誤操作防止のために、ボタンを押しながら回転させるものになっているのが、少し操作しにくいのではないかという気がした。もし両手で操作いないといけないとなると、片手でハウジングを支えながらでは操作できず、水中で非常に操作性の悪いことになってしまう。が、実際に自宅に届いたもの触ってみると、実は全然問題なかった。グローブをした手での操作も全く問題ない。 1つ大きな誤算は、ハウジングに取り付けたときのライトの前後位置だ。ビデオカメラのハウジング作成のときにEL-1530を想定していたために、シューの取り付け位置が後ろの方にある。EL-1530の取り付けネジ穴が後ろ寄りにあるからだ。しかし、こちらのライトの取り付けネジ穴は前の端めいっぱいのところについている。そのため、ライトの位置がずいぶん後ろ寄りになってしまう。とはいえ、カメラ本体にかかって影になってしまうほどではない。 それから、これまで使っていた水中ライトは、放熱の関係上、水中だけで使用するように、陸上での試験点灯は短時間にとどめるように、という注意があったが、このLEDライトは光変換効率がいいせいか、陸上での連続使用もOKで、ただベゼル部が熱くなるので取り扱いには中することと書かれている。また過熱すると自動的に光量を落とす仕組みも組み込まれているというので安心である。これで、陸上での普通のビデオ撮影用のライトとしても使える。 9/11/2009 iPhoneをiPodとして使うようになって
以前に書いたことがあるが、ポッドキャストの歌詞の表示。本来、iPhoneの方が正しいのかもしれないが、iPod nano では、音楽のときはプロパティを開いた「歌詞」のところに入っている情報が表示されるのに、ポッドキャストのときは、「歌詞」の方は無視で、「説明を表示」で見られる情報が表示される。中国語学習のポッドキャストなどでは、ちゃんとそれをわかって、説明の方に番組内容のテキストが入っていたりする。ところがiPhoneでは、これがポッドキャストでも「歌詞」の方の内容がが表示され、「説明」の方は表示されない。結果、せっかく大きい画面でテキストが見られると思ったのに、何も見られない。ポッドキャストの番組制作側も、みんなChinesePodのように両方に情報を入れておいてくれればいいのだが。 曲を選ぶために歌手名で表示するとき、「コンピレーション」扱いになっているアルバム内の歌手名は一覧に出さないという選択がiPodではできたが、iPhoneではなぜかできない。結果、雑多なといったら失礼だが歌手名がいっぱい出てきてしまう。 それと関連してだが、中国語の歌手名には、読みがなにピンインを入れてピンイン順にソート順されるようにした方がいいかなと思いはじめた。全部にデータを入れるのはちょっと面倒だが、まあそれほどでもない。歌手数が少ないときは順番はわりとどうでもよかったが、たくさんになると、順番がわからないと探しにくい。 音楽再生時にはアートワークの画像が画面いっぱいに表示されるが、nanoの初期の頃に入れていた画像データは、nanoの画面にあわせて小さな画像で入れてあったので、拡大して表示されるもののボケボケの画像でちょっとさみしい。だからといって、また高解像度で取り込みなおすのも面倒だ。カバーフローができてからは解像度を高くして取り込んであるからいいのだが。 だいたいiPodとして聴くのは通勤の行き帰りで、会社にいる間は、iPhoneのアプリを使ったりすることはあっても、音声は聞かない。行きに聴いていたちょうどその続きから帰りに聴きたいのだが、iPod単独の場合はちょうど止めたその場所のまま覚えているのだが、iPhoneのiPodアプリでは、どうかすると最後の再生状態を忘れてしまっていることがよくある。iPhoneも再生を止めてそのまま何もしなければいいのだろうが、そうも行かない。何をしたときに忘れてしまうのか、あるいは止め方がBluetoothから止めるとけないのか (しかしそうでもなさそうだ)、そのあたりの正確な挙動がよくわからなくて困っている。まあ、PK AoG をやっていてハングってしまったとかいう場合は問題外なのだろうが。 |
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